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人を美しく殺す

最近、「人の殺し方」について、いろいろ思案していて。
いきなり物騒な話をしちゃいましたけど。現実の世界のお話ではなく、「小説の表現」についてです。

なにしろ今やってるプロジェクトってのが「1000日連続した小説を書く」ってもので。残り900日近くあるので、どんどんいろんな実験をしていかないと、すぐにマンネリ化しちゃうんですね。

なので、いろいろと試行錯誤しながら書き進めてるんですけど。その内の1つが「人の殺し方」なんです。

前は、人が全然死なない小説を書いてたんですけど。「それもツマンナイかな~?」と思って、今度は積極的に人が死ぬ小説を書いていってます。


たとえば、画太郎先生のマンガって、超簡単に人が死んじゃうでしょ?トラックにひかれたり、クビチョンパされたりして。でも、笑える!悲壮感が全然ない!

小説でも、ああいう表現って可能なんですよ。やってるコトは残酷なんだけど、表現の仕方によっては、笑えたり、淡々としていたり、気持ちよかったりする。

その中でも特に「美しく人が死んでいく」みたいな表現を工夫し始めています。
まだまだ始めたばっかりなので、そんなに上手いわけでもないんですけど、「ああ、こういう感じでいけばいいのか!」っていうキッカケみたいなモノをつかみかけてますね。

たとえるなら、断崖絶壁があって、その崖を登らないといけないんだけど。どうにか、ちょこっと指先をかけられる出っ張りを発見した!
…みたいな感じです。

noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。