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2121年の日本の人口(「2121 ~100年後の未来~」 第5話)

第2次世界大戦直後、非常に高い出生率を誇っていた日本ですが…

その後は徐々に下がっていき、2008年にはついに人口が減少し始めます。

もっとも、この頃の日本の人口は1億3000万人近くに達し、「利用できる国土が少ない割には人口が多過ぎた!」とも言われていました。


その後も出生率は改善せず、「別に結婚しなくてもいいよね」とか「わざわざ子供を作ることもないよね」という世間の風潮が広がっていったこともあり、2021年現在、日本の人口は8000万人にまで減ってしまいました。

しかも、その内の2000万人は外国からの移住者やその子供たちなので、純粋な日本人の数としてはもっと少ないことになります。

もしも、外国人を受け入れなければ、100年前の半分以下の6000万人程度にまで減っていたかもしれません。

最初、日本政府は税金の優遇など様々な政策を行って、人口減少を食い止めようとしていましたが…

それも徒労に終わり、やがてあきらめました。


「人々が自由な生き方」を望むようになり、子供を作らない人が増えたため、結婚制度も大きく変化します。

フランスを中心としたヨーロッパ諸国の結婚制度を参考にし、戸籍上婚姻届を提出していなくとも、税金や相続の面で同等の扱いを受けることができるようにしたのです。

簡単に言えば「結婚していなくても遺産が相続できるし、税金が安くなる」ということです。


それにより、おもしろいコトもたくさん起こったのですが…

そのお話はまたいずれ♪

noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。