いろんな人の気持ちがわかってしまう人
今回はヘイヨーさんの性格について話していきたいと思います。
ヘイヨーさん、子供の頃はすごく内気で、自分から積極的に人に話しかけることができない子でした。
だから、友達の数も限られてて、わずかな数の友達と親密に過ごすという生活を送っていました。
20歳過ぎたころからかな?
「いろんなタイプの人とわかりあえる」という能力に目覚めたのは。
特に変な人と仲よくなれる確率が高くて…
たとえば、「心に傷を負ってる人」とか「どこかに闇を抱えている人」とか。そうでなくても、何か特殊な生き方をしてる人。世間に迎合できないとでもいうのかな?「疎外感を感じている」とか「普段はおちゃらけているのだけど、実は寂しがり屋さん」とか。
そうこうしている内に「反対側の人の気持ち」もわかるようになってきました。
反対側というのはつまり「体制側についた人」の気持ち。大企業とか学校とか宗教組織に所属している人。それも喜んで所属している人。
自分ではその生き方はできないんだけど、気持ちはわかる。
「みんな仲良くしましょうね♪」
「なんで、それができないの?」
「みんなやってるじゃないの!だから、あなたも合わせなさい!」
そういう人の気持ち。
たとえば、この小説に出てくる担任の先生。
「先生、それはちょっとどうなの?」と思うけど、同時に「まあ、そうなっちゃうよね。そういう行動取っちゃうよね」っていう気持ちもわかる。
きっと、この先生とも別の形で(たとえば、学校の外で。このnoteの世界で)出会っていれば、仲良くなれただろうし。
生徒たちから働きかけて、もっと理想的な解決策も提示できたかも。
※紫月さんの書いている小説。連作の内の1話なのだけど、この話だけ読んでもわかるはずなので、よかったら読んでみてくださいね♪
もう1つ。
もっと極端な例。
「相模原施設殺傷事件」について、簡単に説明をしておくと…
「障害者施設の元職員が、入所してる人たちをナイフで滅多刺しにして殺傷して回り、戦後最大とも言われるくらいの死傷者を出した」っていう事件です。
ヘイヨーさん、ちょっと調子に乗ってコメント欄で長文書いちゃったんだけど。でも、このコメント欄で書いていること自体は今でも同じことを思っていて。
「人を殺したくなっちゃう人」の気持ちもわかる。
きっと、施設で働いていていろいろなストレスが溜まっていたのだと思うし、実生活でも嫌なことがいっぱいあったのかも。
だから「みんな消えちゃえ!」「こいつらさえいなくなれば世界は平和になるんだ!」なんて衝動的に思っちゃうのも理解できる。
ただ、自分ではやらないだけでね。「制御装置」みたいなものが働くし、犯罪を犯した後のことを考えると割に合わないもの。
だから、「死刑になってよかったね」と単純には喜べないし、コメント欄で「こんな奴、最悪ですよね~」「いや~、めでたしめでたし」とも書けない。
「このままだと、また同じような事件が起きるだろうな」としか思えない。いや、しか思えないわけじゃないんだけど。その気持ちの方が強い。
いずれにしても、ヘイヨーさんはいろんな人の気持ちがわかり過ぎるのです。
自分と反対の意見の人の気持ちもわかるし、全く違う生き方をしている人の人生も理解できる。
「一理あるな」と。
そういう自分の生き方に混乱していた時期もあったのだけど、今はどうにか折り合いをつけてうまくバランスを取りながら生きていけているかな?
きっと、この能力、うまく使えば何かの役に立つんだろうけど…
よくわかんないので、noteの世界で遊びながら仲間を増やすのに使っちゃってるわけです。
noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。