見出し画像

ファイナルファンタジーの大失敗

今週の「しくじり先生」
「ファイナルファンタジー14」を扱ったモノなんですけど…
これが、ムチャクチャおもしろいw

簡単に言うと…
「あまりにもグラフィックにこだわり過ぎて、まともにゲームが動かなかった」っていうお話なんですけど。

「そんなコト起こるわけないだろうw」っていうとんでもない大失敗が起こるモノなんですよ。会社って。
プロジェクトが大きくなれば大きくなるほど、こういう単純な理由で、プロジェクトが頓挫したり、大赤字を出してしまいがちなのです。


ABEMAで、もう3日ほど無料で見れます。


短いバージョンなら、YouTubeでも見れます。


「しくじり先生」の方は、来週に続くんですけど…

実は、スクウェアって、昔、同じ大失敗をやってるんです。
映画「ファイナルファンタジー」を作ってた時ですね。

あの時も、あまりにもグラフィックにこだわり過ぎて、「葉っぱ1枚にこだわって丁寧に作ってた」りしてたんです。
監督は坂口博信さんだったんだけど、スタッフがあまりにも喜び勇んで一生懸命に作ってるものだから、それを止められなかったんですね。
結果、映画の方が映像は凄かったんだけど、内容的には「なんだかな…」ってデキになっちゃいました(ヘイヨーさん、この作品、劇場まで見に行きましたからね。安いチケットだったけどw)

興行的にも大赤字を出しちゃって、責任を取って坂口さんは副社長を、当時の代表取締役も辞任したはず。エニックスと合併することになったのも、この時のコトが一因だと言われています。

ただ、この時は、映画でつちかった技術をゲームの方に生かしてたんですね(「ファイナルファンタジー10」以降)
なので、必ずしも赤字額だけで損失をはかれないんですけど。ま、それにしてもです。

で、「ファイナルファンタジー14」で、またやっちゃったっていうw


ちなみに「14」は作り直ししたんですよ。それが、今や空前の大ヒットですからね(最近でも「大大大人気過ぎて、新規のアカウントが作れない」ってニュースになってたくらい)
なので、ちゃんと「しくじりを成功に生かして」います。

この記事が参加している募集

業界あるある

noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。