クオリティとは何か?
「毎日2000文字ずつ小説を書いていって、1000夜連続で続けよう」という荒行に挑戦しているのですが…
毎日毎日、必死こいて2000文字を埋めていってると、段々と身体が慣れてきて、文字を埋めるのは雑作もなくなってくるんです。
すると、欲が出てきて「同じ文字数ならば、もっといいモノを書いてやろう!」って気になってくるわけです。
さて、ここで問題。
「もっといいモノ」って、なんなんでしょう?
量は簡単なんですよ。何文字書いたかが数字で表示されるので。スピードもわかりやすいんです。同じ文字数を何分で書いたかを計っておけば。
ところが、質に関しては全くの不明!
「自分では『最高傑作!』と思っていても、読者にとってはそうでない」かも知れないし。その逆も、またあるわけです。
…かといって、手を抜いてやるわけにもいかないし(手を抜けば、如実にクオリティが下がってくるのがわかるので)
適度に気軽に書いた時の方が、いいモノが残せたりもするし。
考えれば考えるほど、わけがわからなくなってくるんですね。
執筆の最中も、散歩しながらも、お風呂に入ってる時も、ひたすら考えるんです。
「質とは?」「クオリティの高い作品とは?」「重厚な文章か?逆に、わかりやすい文章か?」「読者が喜んでくれれば、それでいいのか?」「仮にそうだとして、『読者』とはなんぞや?」「『現代の読者』なのか『未来の読者』なのか?『本をたくさん読んでいる読者』?それとも、逆に普段全く文字を読まないような読者』?」
際限なく、頭の中に質問が広がっていきます。
難しいコトは考えずに、思いつくままひたすらに書いていく手もあるんですけど…
「それでは、創作の神に到達できないかな~?」などと思ってみたり。
まったくもって、難しいものですね…
noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。