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「カボチャ教団」の電脳化侵攻(「2121 ~100年後の未来~」 第40話)

スーパーラッキー・モンキーを参謀として受け入れた「カボチャ教団」は、信者の電脳化を進めていきます。


スーパーラッキー・モンキー「これが、元々、我々が用意していた『新時代の教育システム』の正体!次世代VR(バーチャル・リアリティー)により電子世界に仮想空間を作り出し、人々を移住させる!」

カボチャ教団に持ち込まれた新時代の教育システムは、宗教とあまりにも相性がぎました。


それは「究極の現実逃避」

前時代のVRシステムに比べても格段に没入感が深く、リアル世界で暮らすのと遜色そんしょくがありません。

いや、それ以上!なぜなら、現実世界では味わえないような至高の快楽を経験することができるのですから!


ゆえに、現実の世界に戻ってこれなくなるという被害も相次いでいました。

それでも、「生きる」という行為に悲観した人々は、あえて仮想空間へと生活の場を移していったのです。

noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。