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ヤジさんのノンビリ人生(「2121 ~100年後の未来~」 第6話)

さて、ここで新キャラクターを紹介します。

名前はヤジさん。

100年後の世界で、ヤジさんがどのような生活をいとなんでいるのか見ていきましょう!


ヤジさんは田舎に住んでいます。


するコトがない日は、大体お昼寝をして過ごします。

ほら、今日も暖かい日差しの中、気持ちよさそうに寝てるでしょ?


なかいたら、政府公認の食堂にご飯を食べに行きます。

結構おいしそうでしょ?これでも、工場で作られた加工食品なんですよ。


近所の人たちに頼まれて、大工仕事をやったり、農作業を手伝ったりすることもあります。

ちなみに、この時代、お米や野菜は高級食材です。ほとんどの人たちは合成食品や冷凍食品ばかりを食べて暮らしているので、新鮮な生の野菜を食べられるって贅沢なことなんですよ。

だから、お金持ち意外は、誕生日やクリスマスなど特別な日にしか自然の野菜やお肉を食べません。もちろん、農家をやっていればお話が別!だから、新鮮な野菜が食べたくて、あえて田舎に住む人もいるくらい。


ヤジさんは、別に野菜が食べたくて田舎に住んでいるわけではありません。

じゃあ、なぜ田舎暮らしをしてるかって?

その理由は直接本人に聞いてみましょう!

ヤジさん「そりゃ、もう圧倒的に楽じゃからのう!食って寝て、たまに頼まれごとをこなして、菓子やら野菜やらもろうて食うのが楽しみなんじゃ」

質問者「え?じゃあ、働く気は全然ない?」

ヤジさん「ないない!そんなもん、ありゃせん!それでも暮らしていけるのが、この時代のええとこじゃ」

質問者「それだったら、現金給付の方がよかったんじゃないですか?」

ヤジさん「そんなもん、金なんてもろうたらムダに使うに決まっとる!わしゃ、自分がダメ人間じゃからようわかる。直接金をもろうたら、ギャンブルや風俗に使ってしもうて一夜にしてのうなってしまうがな」

質問者「なるほど~!直接お金をもらうんじゃなくて、住む場所や食料を提供してもらった方が健全な生活が送れるというわけですね」

ヤジさん「そういうコトじゃよ」

質問者「現場からは以上です!」

noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。