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2021年11月の記事一覧
カバラニアの化石(進化の歴史~第82話~)
ノンビリとテレビを眺めていたネコは、驚きました。
「アレ?あの化石って…!?」
テレビのアナウンサー「この化石は、体がカバ。鋭い歯は、まるでピラニアのようであるコトから『カバラニア』と命名されました」
レポーター「カバラニアの化石を発見した人に話を聞いてみましょう」
やる気じいさん「こんにちは」
レポーター「こんにちは♪この方は、ひとりでコツコツと化石を掘り続けていて、近所の人たちからは
過去からの帰還者(進化の歴史~第83話~)
時は巡り、2019年…
この時、「世界の終わりを告げる詩」は、ヒタヒタと忍び寄りつつあったのですが、人々はまだそのコトに気づかずにいました。
ある街の真ん中に、まばゆい光が発生します。
中からぽしとたぽしが現われました。
ぽし「ふぅ…ようやく元の時代に帰ってきたね」
たぽし「ほんと。いろんな時代を巡って疲れちゃったわ。さっさとお家に帰ってオヤツ食べるわよ!」
ぽし「え~!さっき、お団子
世界を覆い尽くす闇(進化の歴史~第84話~)
大都会の真ん中で、ひとりの男性がうずくまっています。
ところが、都会の人々の心は冷たく、誰も声をかけようとはしません。
すると、男はムックリと立ち上がると…
人々に牙をむき始めました。
「キシャ~!」
この男が、世界で初めて発見されたゾンビウイルス感染者。
ここから先、世界は瞬く間にゾンビ化していくのでした…
~第6部 完~
※明日から、第7部が始まります。
※残りは第7部・第8
ゾンビウイルスの恐怖(進化の歴史~第85話~)
2019年の年末に最初のゾンビウイルスが発見されてから、瞬く間に感染者は増えていきました。
2020年に入ると、世界各地でゾンビ化する人が現われ、どの国も対処に苦慮します。
ウイルスには「潜伏期間」があり、感染してすぐにゾンビ化するとは限りません。
そのため、「人間か?ゾンビか?」を判別するのが非常に難しいのでした。
日本にも銃や剣が大量に輸入され、人々は自己防衛のため、仕方なく武器を取っ
ゾンビ vs ヤマンバ(進化の歴史~第86話~)
おばあさんとネコに迫り来るゾンビ!
おばあさん「さあ、あんたはここに隠れておいで」
いつぞやに買ってもらった屋台のお面をかぶせてもらい、ネコは部屋の中の安全な場所にかくまわれます。
部屋にゾンビが襲ってきて、おばあさんはネコの盾となり、戦闘態勢に入りました。
「カエデ!アンタはアタシが守る!」
「ケ~ッケッケ!この姿になるのは、いつ以来だろうね?150年ぶりくらいかしらねぇ~?」
ゾン
人間の姿を取り戻したネコ(進化の歴史~第87話~)
ゾンビの来襲を前に、ネコは昔の姿を取り戻します。
人間の姿を取り戻したネコは、その辺にあったカーテンの生地を身にまとうと、剣を手に臨戦態勢に入ります。
「ババア、下がってな。ここは私がやる」
ヤマンバ「カエデ、お前は…」
ヤマンバの声にこたえる間もなく、ゾンビ軍団は…
一閃!
見事バラバラに切り裂かれてしまいました。
「ネコのカエデ…お前、本物のカエデだったんだねぇ…」
そう言って
ゾンビ退治に街へと出かける(進化の歴史~第88話~)
外に出ると、街はゾンビの軍団であふれ返っていました。
ヤマンバとカエデは、敵をなぎ倒しながら進んでいきます。
すると、途中で妙な2人組に出会いました。
三郎「兄貴~!誰かいますぜ!」
ジョニー「気をつけろ、三郎!コイツらもゾンビかもしれん!」
選択肢
→ この2人を知っている!
いや、さすがに知らないメンツだな…
どちらかを選んでください
※この物語は、読者の反応によって展開
ゾンビ・ザ・ワールド(進化の歴史~第89話~)
カエデ「アンタたち、一体、何者?」
ジョニー「オレの名は、ジョニー!そして、コイツは舎弟の三郎」
三郎「三郎っす!よろしくっす!」
ジョニー「オレたちゃ、愛する花子を助けるために学校に向かってるとこだ!まあ、詳しくは、このマンガを読んでくれよな」
三郎「続きは、ここにまとめてあるっす!」
そこに突如、迫り来るゾンビたち!
選択肢
→ 「一閃!」で片をつける
試しにジョニーと三郎
はやぶさハゲ斬り!!(進化の歴史~第90話~)
ジョニー「ここはオレたちにまかせな!」
三郎「うっす!」
ジョニー「まあ、オレがやってもいいんだが…ここは、舎弟の三郎に出番を譲ってやるか」
三郎「はい!兄貴!」
三郎「ス~ッ…」
「ハゲの呼吸。壱の型…」
「はやぶさ!ハゲ斬り!」
するるるる…
三郎「ま、こんなもんっす」
ジョニー「…というわけで、オレたちは学校に花子を助けに行く!じゃ~な」
そう言って、2人は去っていきまし
カボチャ教団の謎(進化の歴史~第91話~)
カエデとヤマンバが「大きななカボチャの飾ってある建物」の中を奥へ進むと…
中では怪しい集団が、巨大なカボチャに祈りを捧げていました。
カボチャ教の信者D「ア~ナンダ~、コ~ナンダ~、ソ~ナンダ~」
カボチャ教の信者B「我らがカボチャ神さま。ゾンビウイルスの脅威から我々善良な市民を救ってください」
カボチャ教の信者A「アラ?新しい入団希望者ですか?」
カボチャ教の信者C「さぁさ、こちらにき
カボチャ料理をいただく(進化の歴史~第92話~)
テーブルの上に、次々と料理が並べられていきます。
「うわ~、美味しそう!」
「あ!これ、カエデ!」と、ヤマンバが制するのも聞かず、カエデは次々とカボチャ料理に手を出していきます。
カエデ「う~ん!美味しい!どれもこれもカボチャ本来の素材の魅力が引き出されていて最高ッ!」
カボチャ教の信者C「そうでしょう!そうでしょう!」
カボチャ教の信者A「なにしろ 甲賀の里で採れた最高品質のカボチャで
現代における宗教戦争(進化の歴史~第93話~)
カエデは、ムシャムシャとカボチャ料理を食べ続けます。
カボチャ教の信者は、その間も話を続けます。
カボチャ教の信者C「我らカボチャ教団は、江戸時代末期に甲賀の里で誕生し、以来カボチャをご神体として信仰し続けているのです」
カボチャ教の信者A「他にも、伊賀の里に生まれた『大モモ教』と、風魔の『スイカ学会』というのがあって、いつの時代も3つは争い続けてきました」
カエデ「ふ~ん…ムシャムシャ。
カボチャ教のカボチャ姫(進化の歴史~第94話~)
「そこまで言うなら…」と、カエデは様子見してみるコトにしました。
すると、カボチャ教の信者たちは、ゾンビにかまれてアッという間にゾンビ化してしまいました。
カエデ「ホラ!言わんこっちゃない!」
その時です。奥からひとりの女性が出てきて言いました。
「その者たちは、信心が足りぬのじゃ。だから、ゾンビウイルスに感染したりするのです」
カボチャ教の頂点に立つ『カボチャ姫』です。
カボチャ姫「
ゾンビトリック(進化の歴史~第95話~)
「トリックだな」と、カエデは一発で看破しました。
カボチャ姫「何を証拠に?」
カエデ「そりゃ、そうでしょ。そっちのゾンビは役者ね」
カエデ「その2人もゾンビ化なんてしていない。ゾンビのメイクをしたマスクをかぶって、血のりをつけただけ。実際にはピンピンしてるわ」
カボチャ教の信者A「アララ、バレちゃってたのね」
カボチャ教の信者C「なら、仕方ないねぇ~」
カボチャ姫「ほう。よくぞ見破った