YouTubeをビジネスに繋げるにはドラゴンボール型からキングダム型の戦いへ変えないといけない

2020年7月3日 20:32

ビジネス系YouTuberという言葉が一般に広く浸透してきたけど、ビジネス系YouTuberとYouTubeをビジネスに繋げるために運営するのは戦略と難易度が全く変わります。

簡単かつ収益を最大化しやすいのは後者です。

ビジネス系YouTuberとYouTubeをビジネスに繋げるの違い

ではまずビジネス系YouTuberとは何かを説明すると、YouTubeでビジネスのことを話すYouTuberです。内容は副業、マーケティング、ブランディングなど多岐に渡ります。発信内容は自分の本業でなくても自由に自分で決められ、発信する内容の範囲も広いのが特徴。

YouTubeをビジネスに繋げるとは、自分のビジネスの認知を広げたり、集客のためにYouTubeを活用することです。発信内容は基本的に自分の本業に関わることか、その隣接業界までとなります。

なぜビジネス系YouTuberになれないのか？

ビジネス系YouTuberには夢があります。

それこそ有名なホリエモンやオリエンタルラジオの中田あっちゃん、マコなり社長、マナブさん、YouTube講演家の鴨頭さんのように人気チャンネルを築くことができればものすごい影響力を持ち、YouTube収益としてもたくさんの広告収入が入ってきます。

しかし一般人が彼らと同じ土俵に並ぶには、それこそプロ野球選手になるより何倍も高い倍率の競争を勝ち上がらなくてはなりません。しかも影響力もあり、ノウハウもあり、話すのがうまい猛者たち相手に......

多額の広告を投入している人もいます。

あなたはそこに1人で戦いを挑んで勝てるでしょうか？

それより現実的なのはYouTubeを起点として自分のビジネスに繋げることです。広告収入より高い単価のサービスに繋げることができるので、必ずしもたくさんの再生回数、チャンネル登録が必要ないです。またYouTubeの規約変更やアルゴリズムの変更にも左右されにくいので安定しやすいビジネスになるでしょう。他のSNSより動画でリアリティが伝わるYouTubeは今最も反応率が高く、最も成約率が高い発信媒体と言えるでしょう。

YouTubeをビジネスに繋げるにはドラゴンボール型からキングダム型の戦いへ移行が必要

ドラゴンボールとキングダムは新旧の超人気マンガ。

そしてビジネス系YouTuberではなく、YouTubeをビジネスに繋げるにはまさにこの新旧人気のマンガの違いを理解することが不可欠です。

多くの人はドラゴンボール型を目指してしまい失敗をします。

ドラゴンボールと言えば主人公の孫悟空の圧倒的な強さ。戦い方も天下一武道会のように基本は一対一。戦いの勝敗はあくまでも「戦闘力」によって勝敗がつきます。悟空がフリーザーに勝ったのはスーパーサイヤ人になれたから。悟飯がセルに勝てたのは自分の殻を破ったから。

YouTubeで言えば、鴨頭さん、マナブさんなどの個人の高い戦闘力でチャンネルを伸ばしていきます。

反対にキングダムは戦いは多数対多数。将軍が全体の戦局を見て、それぞれ強みの違うリーダーを配置して戦います。戦いの勝敗は必ずしも戦闘力の高さではなく「戦略」によって変わります。ゆえに弱者でも強者に勝つシーンがあるのがドラゴンボールと違う大きな点。これをYouTubeに置き換えると点で勝負するのではなく「面」で勝負するイメージです。

つまり1つの動画で勝負するのではなく、複数の動画で強い戦隊を作って市場を勝ち取っていく戦い方です。

と言ってもイメージが湧きにくいと思うのでぼくの具体例を出します。