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【研修】 養護教諭等研修会@茨城県某自治体(R5.12.5)


1−1 概要

某自治体養護教諭等研修会

(1)日時
令和5年12月5日(火)15:00~16:30
(持ち時間60分)

(2)会場
茨城県某市小学校

(3)対象
市内小中学校養護教諭および保健主事

(4)依頼内容
教育相談について(どのように子どもたちに寄り添いサポートしていくかなど)

(5)今後の動き
・依頼状送付先 提出済
・プロフィール等 提出済
・演題提出
・配布資料提出

こちらは大変お世話になった先生からのご依頼。2年前に小学校で問題児対応などに関する研修をやらせていただいた。僕が県内各所で仕事をさせていただく大きなきっかけをくださった方。こうやって時々思い出してつないでくださる。

ほんとうにありがたい。

がんばります。

(2023.10.9)



1−2 演題を考える

正式な依頼文書が届きました。僕としてはあってもなくてもいいものだけど、先方にとっては大事な手続き。今回は一太郎ではなくWordだった。それだけでもありがたい。

さて…

依頼を請けてから当日までの中で、何が一番大変かといえば、この「演題を考える」だ。

先方の事情からすれば当然、告知・集客のためにも演題は必須。だから求められるのは理解できるし、全力でお応えする。

ただ…

正直言うと演題は先方で決めてもらって「これでお願いできませんか?」の方がいい。じゃそれで!とお応えした上で、当日多少デフォルメしても問題ない。

自分で考えるとなると…(仮)とすることはできるが、それにしてもある程度きっちり煮込まねばならない。まだ日がある講演の演題を考えるのは、個人的にはあまり得意な仕事ではない。

とはいいつつ求められた以上はやる。

さて今回は、小中学校の保健主事と養護教諭が対象だ。ということは、日頃から教室にいられない状態の子と接していて、担任や保護者には打ち明けていない悩みなども耳にしているだろう。

そんなプロフェッショナルに対して僕が言えること…。

ふむ…。

・立場によって望ましい関わりはちがう
・傾聴だけじゃこどもの真意はつかめない
・推論・推察と代弁(そのリスクも含めて)
・デリケートな話題を打ち明けてもらうには
・気持ちの問題に精神論では役に立たない
・三角形をつくる〜保健室・養護教諭の機能と価値〜
・保護者・担任の脊髄反射を緩和せよ
・下手な同情はこどもの苦しさを増す
・未熟さを受け入れつつ素敵さで対応する(not正しさ)
・最後は子ども自身にゆだねる
・歯止め規定との向き合い方

こんな感じかなぁ…。

あとは感覚過敏やLGBTの話。
自傷行為や飲酒・性の話。
あべの保健室エピソード…etc

正直、その存在だけで価値のある保健室・養護教諭に対して僕が言えることなんてそうはない気がするのだけれど…なんとかまとめるしかない。

こんな感じかな。

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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。