見出し画像

2月15日:インスタントに知識が手に入る世界で、わかったつもりの小童に問う。

おはようございます。

忙しい時に限ってトラブルが起きるのに、無理やりそれをねじ伏せる男・へいなかです。

今日は職場が大変でした。いつも3〜4人で対応する人数を2人で回し、その間に緊急の書類をいくつもまとめ、さらに先延ばしにしていた社有車のメンテナンスまでこなしつつ…事務と日課運営のほぼすべてを僕が回した。

まぁ…

これくらいできてしまうのが僕。

久しぶりに本来の能力を解放しました。

そしてそんな中でも、僕がこの半年ず〜っと打ち続けてきた手が子どもたちの成長となって感じ取れました。要するに濃い一日。

今日はそんな忙しさをねじ伏せる僕の、技術ではなく体力の方をちょっと掘り下げてみる。ちょっとした昔話です。若人に向けて。

・・・・・・・・・

大学時代、僕は4年間、年々増していく忙しさと戦っていました。片道90分超の通学。教職課程、ダンス部、教職インターンシップなどなど。

自宅滞在が7時間くらいの日も珍しくなく、寝るために自宅に「行く」という感覚。昼食を歩きながら食べていたのもよく覚えている。

あのアホみたいに多忙な日々の中で僕は、それでも自分を「努力している」と思ったことはなかった。やりたいことがあって、それを全部自分の日常にぶっこんだらそうなったというだけの話。

やりたいことをやっているだけなのに「努力」なんて言われるのはしっくりこなくて、教育実習の時、実習先の校長先生が「それを努力と言うんですよ」と言ってくれるまで、僕は本当に自分の人生に「努力」なんて言葉を使うのが嫌だった。

最近の大学生はいろんなことをやっている。

僕のような「サークルとバイトと恋愛+α」というよくあるキャンパスライフではなく、学生団体を作ったり、企業にインターンに行ったり、自分たちで事業を興したり…。

学生時代の僕には…いや、今の僕から見ても凄すぎてよくわからんというのが正直なところだ。

ただ…

そういう人たちを見ながら、その「脆さ」に少し危惧を抱いている。

ここから先は

1,376字
この記事のみ ¥ 300
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。