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ヘルニアはレントゲンではわからない

腰が痛い人が「ヘルニアなんで仕方ない」って言います。そこで毎回確認することがあります。

「病院でどんな検査をしましたか?」
すると。その方は「レントゲンを撮って、ヘルニアと言われました」と言うのです。それ、そのまま鵜呑みにしないでください。

ヘルニアはレントゲンではわかりませんよ・・・

レントゲンで映るもの・映らないもの

まず、レントゲンって何?

ヴィルヘルム・コンラート・レントゲンは、ドイツの物理学者。1895年にX線の発見を報告し、この功績により、1901年、第1回ノーベル物理学賞を受賞した。

人の名前なんですね〜!このX線を使って、調べられるものは『骨』です。空気や液体は映すことが難しく、レントゲンは“骨折“や“脱臼“などを調べる方法です。実はヘルニアはレントゲンには映らないんです。

なぜ、ヘルニアは映らない?

そもそも、ヘルニアは『椎骨』という骨の間にある『椎間板』の中にある『髄核』というゼリー状の物質が、外に飛び出してしまい、そこにある神経を圧迫してしまい痺れや、痛みを生じてしまう病気です。

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レントゲンは、『骨』を映すことはできるが、椎間板は『軟骨』ですので、レントゲンには映りません。ですので、レントゲンを診断するにはMRIで精密に検査しなければいけません。

自分でも調べる必要がある!でも・・・

この話をすると、「誤診ですか?」って言われます。その判断は私にはできませんが、確実に言えることは、「言われたことを鵜呑みにしないでください」と伝えます。悲しいですが、レントゲンを撮っただけで“ヘルニア“と診断してしまうことがあるようです。

この事実を受けて対策するとしたら、正しい知識を手に入れる環境にする。このようなブログやSNSで発信するのも方法だと思っています。

これからも、医学的知識をわかりやすく配信していきます。

毎日コツコツです。応援しています。

人生は習慣の織物です。

運動という字は、「運」を「動」かすと書きます。

読んでくれたみなさんの【運】が

よくなりますように・・・・

また明日!!


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