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読書記録Vol.12『シンクロちゃん―一瞬で人生を変える「10秒スイッチ」の法則』佐藤由美子・著

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『シンクロちゃん―一瞬で人生を変える「10秒スイッチ」の法則』(佐藤由美子さん著)

シンクロちゃん(佐藤由美子)

(絵心についてはご容赦下さい・・・)

本屋さんでひとめぼれして即購入。ただいま海外(アフリカ)出張中のため手元になくて正確な引用ができないのが悔やまれます。一言でいうと、シンクロ星から地球にやってきたシンクロちゃんが、サトユミ先生にシンクロの奥義「10秒スイッチ」を学ぶお話です。(うーむ、この一言でこの本の魅が伝わるだろうか、いや、むしろこれだけでは怪しさ満点で意味が分かりませんよね(笑))

シンクロというと、私はアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」で『シンクロ率400パーセント』の初号機が第十四使徒ゼルエルと戦っていた頃に初めて聞いて使うようになった単語です。(この一言でシンクロが伝わるだろうか、いや、むしろこれだけではわたしがエヴァ見てたことしか伝わらない気がする(笑))

ちなみに、「シンクロちゃん」のシンクロは「シンクロニシティ」のことで(エヴァンゲリオンのシンクロ:同期する、タイミングを合わせると語源は同じ)、共時性とか、意味ある偶然の一致を指しています。

前置きが長くなりましたが、ポイントいってみます☆

◆刺さりポイント

Lesson 3:やろうとした自分に気づく
できなかったのは何かやろうとしたからで、何かをやろうとすることは偉大。

そもそも何かやろうとしたときって、「自分をもっとよくしたい」とか「人の役に立ちたい」とか前向きな気持ちなのに、続けられなかったりすぐに結果が出ないと落ち込む。そんなことありませんか?ちょうど昨日から友人がケアンズに留学に行っているのですが、早速「英語が全然聞き取れないし話せないよ~」と連絡をくれました。でも、そもそも留学しよう思ったところがまずすごいし、彼女の場合は実際ケアンズまで行っているわけで、結果として「英語が全然できないことが分かった」でもいいと思うんです。人のことだとそうやって思えるのに、自分だと責めてしまう人も多いと思うのですが(わたしです)、ちょっと自分に優しくなって、「やろうとした自分に気づく」。すぐには認めてあげられなくても、まずは気づくだけでいいから、意識していきたいと思います。

Lesson 4:直らないクセと仲良く
時間軸を長く取ると結果オーライ

早起きしてジョギングしてコーヒーを淹れてクラシックを聴いて…っていう朝に理想を持っている人は結構多いと思うんですけど(わたしだけ?)、私は朝はギリギリまで寝てしまうタイプ。シンクロちゃんにしても、こういう本とか出版する方ってそれはもう理想の朝をお過ごしのことでしょう(偏見)・・・って思っていたのですが、なんとサトユミ先生こと著書の佐藤由美子さん、早起きしてジョギングしたり読書したりすることが理想だったけど1度もできたことがないってドヤ顔されてます、何この親近感(笑)。できないことも、長期的に見ると結果オーライ(こうやって親近感持たれたり)なので、短期的な視点で評価しないことが大切なのではないでしょうか。

Lesson 6:矛盾する気持ちにOK
人の感情は脳波や心臓の鼓動と同じで波打つもの

モヤモヤしたときや悩んでいるときや、自分のマイナスの感情とどう付き合うか考えたときに、「人の感情は波打つもの」「脳波や心臓の鼓動と同じ」という言葉だと妙に素直に納得できました。
書かれていたり言われたりする内容は同じでも、人によってどの言葉が刺さったり、どの言葉に救われたりするのかは違うので(「誰に」っていうのも同じくらい大事だと思っています)、わたしがわたしに響いた言葉を発信していくことにもきっと意味があると信じて今日も書評をしております。

Lesson 9:相手もベストだと気づく
私もベスト、相手もベスト

この本の中で一番印象に残ったのはこのLessonでした。「私はベスト」は他の本からも受け取ってきていたのですが、「相手もベスト」というのはこのシンクロちゃんが、最も自分に響きました。すっと腑に落ちる言葉のチョイス。「初めて知った!」というよりは「そっか、そうだよね~」と気づいた感じです。この相手っていうのは人だけじゃなくて、会社とか組織、社会に当てはめてみてもいいかもしれません。自分もベスト、相手もベストと心に留めておくだけで、少し優しくなれたり、今まで見えなかった道が開ける可能性があるのではないかと思います。

◆最後に

「結局10秒スイッチって何だったの?」
「シンクロシンクロシンクロリーン♪」
(ぜひ読んでみて下さい!)


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