ここは戦場か

みなさんこんばんは、毎日朝起きれなくて困ってます。

今日は題名に書いた言葉についてお話しして行きたいと思います。

「ここは戦場か」

これはたまたまオペ室を歩いている時に患者さんが言っていた言葉です。

確かにオペ室は戦場なのかもしれません。

まずは人の数がとても多いです。様々な病院の形態があるので、一概には言えませんが非常に多いと思います。

まず手術室看護師・送りにきた病棟看護師・医師だけではなく薬剤師、臨床工学技士、臨床検査技師などの医療専門職者がいます。他にも部屋を掃除してくれる業者さん、器械を洗浄してくれる業者さん、器械を滅菌してくれる業者さん、器械を集めてくれる業者さんは常時いてくれます。さらに、新商品の試供のためにきてくれている業者さんなど100人を超える人がいます。

次にみんな比較的バタバタしています。看護師は足りない器械や物品を取りに廊下を走ったり、輸血を取りに行ったり、1例目のオペが終わったら次のオペの準備、その前に業者さんも急いで掃除してくれています。医師も病棟へ患者さんを搬送しています。

他には緊急オペがきているときなどはよりバタバタしますね。

そして患者さんの精神状態も関係していると思います。手術室に行く前は誰しもが緊張しているでしょう。

そんな様々な背景があって患者さんもそう言った言葉が出てきたのでしょう。

僕もオペ室に入って半年以上が経ちましたが、やっぱりバタバタしていて毎日、戦場に赴いている気分です。

無事手術が終われば、いいのですが、もし大量出血やアナフィラキシーなどで院内救急を呼んだときはもっとバタバタです。

オペ室はバタバタしていてセカセカしています。

これも、ひとえに患者さんが無事に手術を終えて、そこから無事に回復していけるようにするためなのです。

怖くないですよ。一緒に無事手術が終えられるように頑張りましょうね。僕は〇〇さんが無事に手術が終わって元の生活に戻るようにたくさん走りますからね。

僕はまた明日も患者さんのために、オペ室の中を走って行きたい。

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