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1118 人生巡り合わせ

昨晩は遅くまで起きていたため、起きたのが昼前。この頃どうも眠くて、ベッドから出られない。人間は冬眠をしないにしろ、冬は体が眠くなる習性があるに違いない。

その日は昼過ぎから留学生との交流会というイベントに参加した。近所の施設で行われるもので、英語を話す機会になれば嬉しいなというところだ。しかし、後々考えてみれば英語での表記もなければ英語という文字もないため、英語を話せる機会になるはずがなかった。そんなことをイベント当日の朝に気付き、もう行かなくてもいいかなという気持ちもあった。他にやることがないということで、半ば渋々足を運んだ。メイクも雑で、髪を一つに束ねただけ、友人に会うなら絶対にしない手抜きな装いであった。

イベントについて。主にアジア圏を母国とする外国人留学生が一応グループ単位で、それぞれ発表を行った。グループ単位といっても一人一人が個別のテーマを持ってリサーチしたり所感を言語化していたようで、気持ちばかりのグループだったように見えた。しかし、外国人から見た日本や彼らの母国について知ることができ、大変新鮮な学びとなった。「餃子定食」などと日本で親しまれ、愛されている食は中国にはないらしく驚きであった。また、日本でアパートを契約すると自分で家具や電化製品の調達を行うのが一般的であるが、韓国ではオプションとして設けられているらしい。インターネット契約もこの通りとのこと。

「交流会」というイベントなだけあって発表後は一般参加者と留学生との間の交流タイムがあった。中国人と韓国人の留学生に、一般参加者3人というグループでお話しをした。一般参加者は私以外にもう1人女子大生がおり、もう1人は市役所勤めの男性がいた。どうやらインバウンドを担当するということで、学びを目的として参加したらしい。素晴らしすぎる。

 なかなか緩く楽しくお話ができて、満足な会であった。しかし、人脈作りという意味では次に繋がらなさそうかなとも思ったが、ひょんなことから同じグループの女子大生の子と韓国人の留学生の子と3人で隣の駅まで歩くことになり、さらにはカフェに行くことになり、またさらに夕飯を食べに行くことになり。そこにとどまることなく韓国料理を食べに行く約束、韓国料理教室をする約束までできてしまった。不思議な縁、出逢いに感謝だ。

本当に人生どこでどんな出逢いがあるかわからないな、としみじみ。朝まで行かないという選択肢さえ取り得たのだからなおさら。できた縁は大切にしていきたい。

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