弁護士依頼をやめて浮いた金額がやばかった

子をめぐる裁判をするにあたり、絶対に負けたくないので万全を尽くそうと弁護士を探して依頼した。子どもと生き別れになり、思うように会えなくなるかもしれない、最悪ずっと会えなくなるかもしれないのだから当然だと思った。
ただ、弁護士を探すのは簡単ではなかった。知り合いに弁護士がいるわけでもないので公の情報やネット広告などで探すほかないのですが・・・
レストランやホテル、服や家電品でもほとんどもモノには口コミがあるけれども弁護士にはそういった情報がない。何か業界で規制があるのかしらと思ったが、とにかくない。料金も相場っぽい金額はあるようだけれども弁護士事務所によってバラつきがあるみたい。そして着手金の時点で十万円単位の、私のような庶民にとっては大金が必要で、そこからさらにいろいろかかるみたい。それだけでなく業界の方曰く、「事件ごと」に料金がかかるそうで、つまり離婚案件だとしてすべてをやってくれるわけではなく、「離婚」「親権者・監護者指定」「婚姻費用」「養育費」などいくつかに分かれるのでそれごとに高額の着手金、出廷費用、出張費、日当、成功報酬、事務費などの料金がかかってくる。
で、何が言いたいかというと、最初は弁護士さんにお願いしていたのですが、着手金を払うまではとても熱心に話を聞いてくれたのですが、その後の対応があまりにも冷たいと言うか何というか・・・
でも子どものためにはしかたない、こういうものなのだろうと、あきらめて無理してお金を工面していたのですが、庶民の悲しさで続けるのが難しくなってきました。
で、泣く泣く依頼をやめて何とか自分で裁判を見よう見まねで続けてきたのですが、計算してみると浮いたお金がやばいです。
最初に払った着手金は返してもらえないので仕方ないですが、とりあえず裁判期日(裁判所に行って、裁判官や相手方がいるところで話し合いする日)の弁護士さんの出廷費用1回〇万円×2人分×5回分ぐらいが節約できました。
浮いたといっても、お支払いするお金がそもそもなかったので依頼をやめざるをえなかっただけでそのお金が手元に残ったわけではないです。
それで何かとても不都合があったかというと大してありませんでした。
依頼をやめるときはそれなりに不安はありましたが、後は自分で何とか乗り切ることができたというわけです。先ほども書いたように元々、あまり熱心にやってくれるわけではなく、私が用意した書面を書式だけ整えて裁判所へ提出するだけ、裁判期日の時も一言も発しないときもあるという弁護士さんでしたので当然と言えば当然です。
で、こうしたことは離婚裁判や親権者裁判をされている、またはこれからされている方と共有したいと思って書いているわけです。
が、これまでのところ、あまり皆さん関心がないというか、反応があまりないので気が向いたときにボチボチ書こうかと思っています。
ご要望があればより具体的なことも書いていけるかなと思っています。

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