「優しい歌」Mr.Children~まいにちミスチルモノローグ#3~
どうも!花粉症に悩まされているへいまるです。まいにちミスチルモノローグ3曲目は、「優しい歌」!!
実は、この曲についてはじっくりと聴いたことありませんでした。が!改めて歌詞を見て聴いてみると、ぬ!!!!!!めちゃいい曲ではないか!!!!ということに気付いてしまったのです。
普段聴き流しているけど、じっくり聴くともの凄くいい曲であることに気付いて、しばらくリピートし続ける。これ、ミスチルあるある第4位くらいに入りそうですよね。
「優しい歌」は、アルバム『IT'S A WONDERFUL WORLD』(2002)収録。まあとにかくベースがカッコよすぎる。決して押しつけがましいこともなく、主張が強いって訳ではないのに、圧倒的な存在感。桜井さんの感情こもった高らかな歌声と、低く、でも軽快なメロディーを奏でるナカケー(中川敬輔)の絶妙なバランス。4人のバンドサウンドが心地良すぎます。
この曲は3つのパートに分かれているかなと思います。最初は、自分自身の理想や願いを追い求める感情。
魂の歌 くすぶってた 照れ隠しの裏に忍ばせた
確信犯の声
次は、その理想を追い求めきれない自分の弱さに直面して、それでもまだやってやるぞと決心する感情。
後悔の歌 甘えていた 鏡の中の男に今
復讐を誓う
そして間奏を挟んで最後、今まで自分の内面と対峙して、葛藤して、どうにか前に進もうともがいていたけれど、それって本当に大切な事なのだろうかと気付く感情。
群衆の中に立って 空を見れば
大切な物に気付いて 狂おしくなる
優しい歌 忘れていた 誰かの為に
小さな火をくべるよな
愛する喜びに 満ちあふれた歌
ふと立ち止まって、火照った魂を、煮える頭を、飛び出す感情を落ち着かせてみると、そこには違う景色が広がっている。思い返してみると、こういうシーンって日常でもありますよね。
ぼくは愛媛から東京に来て、諸々のしょうもない悩みが溜まっていた時、ふと夜空を見上げてみると、星が綺麗に瞬いていて、すっと我に返るというか、心の中にある今まで隠されていたスイッチがポチっと押されたような気がしました。
Mr.Childrenの歌は、そういう誰にしもにある潜在的な心のスイッチ、感情のスイッチをそっと、時には強烈に(連打の時もあるかも)押すのがとても上手なんだなと、今思いました。無意識のうちにそのスイッチが押されている時もありますから。
うん、すごいです、Mr.Children。
はい、ということで今日はこの辺で。
読んでいただきありがとうございました。
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