武尊にはスーパースターになってほしいです！
※敬称略
東京ドームで2020年6月6日に行われた「THE MATCH 2022」で那須川天心と対戦した武尊が、2020年6月27日、都内にて記者会見を行ないました。
武尊自身の大きな決断に対して、いろんな意見があると思います。
「格闘技を辞めないでください」
「まだまだ強い外国人はいるんだからK-1で漢を突き通してほしい」
「RIZINで天心にリベンジしてほしい」
「ボクシングに転向して天心にリベンジしてほしい」
「MMAに転向してUFCで闘ってほしい」
「これからもずっと一生応援しています」
本当にたくさんの人に見てもらって、東京ドームで超満員のお客さんの中で最高の相手と最高の試合をさせてもらいました。
たぶんですが、これが武尊の一番の本音なんだと思います。
僕はそれを楽しみにしているし、僕がまた復活した時にその選手とやりたくなるかもしれないし、なので一旦ケジメとしてこのベルトは返上させていただきます。
K-1スーパー・フェザー級の王座は返上しましたが、武尊が闘いたいって思えるようなファイターがもしも今後出てきたら、K-1復活もありえなくはなさそうです。
武尊のInstagramには1万件以上のコメントがあり、試合が終わってから1～2時間ぐらいしか寝られないにも関わらず、武尊はそのコメントやメッセージを全部読んでいたとのこと。
一人で悶々と悩まなくて済んだってことだと思いますので、本当に時代は変わったんだなーって思わされました。
なので、本当に言葉をかけてくれた人たちもそうだし、心の中で思ってくれている人たちの気持ちも僕には届いているんで、そういう人たちに感謝したいと思います。わがままですけど、なんか最後に勝つ姿を見せてから終わりたいなって思っています。
この言葉も間違いなく武尊の本音ですよね。
前向きな意味で休養するということですので、真の漢であり続けることは間違いないと思っています。
今回の記者会見では、数年前から精神科に通っていて、パニック障害とうつ病だと診断されていたことも、自分の口から明らかにしました。
これって結構な勇気が必要だと思います。
残念ながら、日本では精神疾患に対する偏見がかなりありますから。
それがこれを公表する理由としても、同じように苦しんでいる人がたくさんいたりするし、心の問題や病気だけではなくて怪我もそうだし、同じ怪我とか病気で苦しんでいる人たちはたくさんいるんで、そういう人たちに僕がまた病気とか怪我を克服して、復活する姿を見せることが次のまず1個目の戦いかなと思っています。
武尊はこういうことを、ちゃんと自分の言葉として言えるところが素敵なんです。
精神科とかカウンセラーの方々って、みんながみんなそうとは言いませんけど、口先ばっかりの人が多くて、何も感じられないんです。
武尊の生き方を見ていると、「生き続けなくっちゃ」とか「負けてなれない」って思わされるんですよね。
本当に本当に感謝しています。
本当は今は何も答えられないし、1週間経って気持ちも毎日揺れ動いていて、毎日考えていることも変わるし、1つ決心はしたんですけど、まだ明確に何って言うことは考えないようにしているし、心の中で本当に1個目標作ろうと思ったこともあったんで、UFCだけじゃなくてまだ僕にはいろんな可能性があると思っているんで、1回心と身体を最高の状態にして、改めてその時に会見をさせていただこうと思うんで、またその時にはまたみんながワクワクして心躍らせてくれるような格闘技界を、もう1回最高に盛り上がるようなお話が出来たらいいなと思っています。
やっぱり武尊は、格闘技が大好きなんだなーって、めっちゃ嬉しくなっちゃいます。
私はONE OK ROCKのTakaと武尊がコラボした曲を聴きたいんですけど、武尊の見ている世界はそんなレベルじゃないのがはっきりとわかりました。
もちろんこれからもずっと武尊を応援しますし、格闘技界の真のスーパースターになることを期待しています！
この世で一番大切な娘は、なんと武尊の写真集を買いました。
娘は数年前まで、格闘技に興味なんてまったくなかったのにです。
元気をくれて本当にありがとうございます。
武尊頑張れー！
自分も頑張らなくっちゃだ！
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