マゾヒストについての引用が多めです。
小説の冒頭には「中上健次に捧ぐ」とある。主人公の"ケンジ"って、もしかして『イン ザ・ミソスープ』と同じ主人公?
マゾヒスト
「植物人間になりたいというマゾヒストがいる」というのをどこかで読んだのですが、この小説ではなかったみたいです。
旧ソ連のラーゲリ
囚人を輸送するとき、食べ物がほとんどない状態にしておく。2日ほど飢えさせたところで、魚の干物を与える。
その後、囚人たちに十分に敗北を認めさせたあと、魚の内臓と卵の腐ったものを桶に入れて与える(いろいろ試した結果、この魚の内臓と卵が一番ひどい臭いだったため)
その他
貧しい国には選択肢がない。
警察官でも月給は10ドル程度。コカインの運び屋をやると1000ドル以上になり、数回で田舎に家が買える。
ペルー人のヘスー。ラテンアメリカで育った人間は、食べ物に対する習慣が違う。
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