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ミャンマーコーヒーの崇高な世界に浸ってみませんか!

 コーヒー好きのあなた! 今朝飲んだコーヒーは、ストレートであれば何でした? ブラジル?コロンビア?モカ?ブルーマウンテン?
 ①、と答えられる人が多いのかもしれません。コーヒーの産出量での順位は、①ブラジル、②ベトナム、③インドネシア、④コロンビア、と続きます。(2021年データ、国連食糧農業機関)。   
 それでは、意外なところで、「ミャンマー」というのは如何でしょうか?先ほどのランキングでは世界の40位。めったにお目にかかれないのもやむを得ないようです。
 しかし、そんなミャンマーコーヒーを専門にしているCAFEが東京にはあります!
 新宿の牛込柳町「AUNG COFFEE」。地下鉄都営大江戸線、牛込柳町駅すぐです。

〒162-0053 東京都新宿区原町2丁目7−6

 店に入って真っ先に目に留まるのは、店の奥にどっしりと構える焙煎機でしょう。トルコから直接仕入れた日本に一台しかない焙煎機。これは強力です。運がよければ焙煎しているときに立ち会えるかもしれません。重厚なうなり声で、決してうるさすぎることはなく、何かを訴えるかのように焙煎の音が響きます。宇宙戦艦ヤマトが飛び立つその音と、コーヒー好きにはたまらない店外にも届く焙煎の香り!

 宇宙戦艦ヤマトが飛び立つ先は、店の壁に置かれたモニターで映し出されるミャンマーのコーヒー農園かもしれません。AUNG COFFEE  はミャンマーコーヒーの専門店というだけでなく、店主さん自ら農園に出向き、直接買い付けをするという、スペシャリティーコーヒーの最先端を行っているのです。

 AUNG COFFEE が扱うミャンマーのコーヒーについての概略は店のカウンターにも貼られています。取り扱いは地区別に4種類。
MOGOK
YWANGAN
HOPONG
PINLAUNG

 コーヒーはハンドドリップと機械式を選べ、ハンドドリップは一杯一杯の丁寧な透き通った味わいが崇高です。

 店はカウンターのある1階と、テーブル席の2階があります。1階でミャンマーに向けた精神旅行を軽く楽しんだ後に、静かな2階のテーブル席で、静かにコーヒーを楽しむことも、ミャンマーのスイーツを試すのも、ご友人と語るのも自由な、すべてに快適な空間になっています。

 そんなミャンマーコーヒー、そしてミャンマー。残念ながら日本にいてその「正しい姿」を受け取るのが難しい国の一つです。高田馬場に、日本では一番大きいミャンマー人のコミュニティーがあって、駅前で時折募金活動をしています。ミャンマーレストラン、ミャンマー食材店も集まっています。

 しかし、その世界にいきなり「入る」のは、正直壁が高いのかもしれません。それでも、少しでも関心があれば、まずは、コーヒーをきっかけにして、ミャンマーのリアルな姿を、間接であっても触れてみるのはいかがでしょうか?

 動画をご参考までに。


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