マレーシアKLANGまで最短距離!
マレーシアやシンガポールでバクテーを食べるのは、「専門店」がいいそうです。というわけで、バクテーを食べたくなったら新大久保の「南洋叔叔肉骨茶」に行きます!
スペアリブ肉骨茶セット¥1,380
いつもながらこれはすごい! 柔らかいスペアリブの塊がするっと抜けて、気持ちよくバクテーに向かっていけます。バクテーはマレーシア式に土鍋での提供。
それもそのはず、南洋叔叔肉骨茶のシェフ、王さんは、バクテーの本場と言われる「KLANG」(KLから電車で約1時間)出身のおじいさんからレシピを継いでいるからです。KLANGまでの道のりの最短距離!!
店内は古き中華マレーシアの空気に包まれています。
そして必ず思うのは、ここのごはんのおいしさ!ご飯のお代わりがしたくなる。パンダンリーフの香り付けだけではない、「油」の味わい。
バクテーのおいしい食べ方として、おつゆをごはんにかけて食べる、ってよく聞きますが、そうするとごはんそのもののおいしさを十分堪能できなくなりませんか? 悩んでしまうのですが、そりゃあそうだ、味変のように途中でかければいいんだ!
ごちそうさまでした!
ところで、南洋中華でよく見るこの鶏マーク。そもそもこのオリジンは何なんでしょうか?どなたかご存じでしたら・・
ともあれKLANG
バクテーの真の元祖は?
KLANGの「盛発肉骨茶」が有名ですね。1938年にLee Boon Teh さんが開業、と言われています。
しかし、シンガポールのMAXWELL FOOD CENTREに店を持つ「南京街肉骨茶」は元はLee Ong Sayさんが1920年代に開業した、とも言われます。 シンガポールバクテーは一般に潮州式の胡椒を利かせた白っぽい色をしているですが、この南京街肉骨茶はマレーシア福建式に黒っぽい漢方スープそのもの。
いやあ、「原点」を探るのは大変楽しいです。9月末にシンガポール、マレーシアを訪問したときには、できるだけ店を訪れ、味と雰囲気を確認し、できるだけお店とも会話してみたい、そんな準備を進めていきます!
参考資料;