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マレーシア料理とサラダ

「ナシクラブ」
 ナシ=ごはん
 クラブ=サラダ

 早速作ってみました。
 ごはんは昨日のものとほぼ同じ。バスマティライス+ココナッツミルク+パンダンリーフ。ココナッツミルクの量を前回より少し抑え目(3人分に約50g)にしたら、どうもごはん+ココナッツミルク(ナシレマ)の組み合わせが好きすぎの中で、少々軽めに感じてしまいました。この辺はバスマティライスとジャスミンライスの違いもあるのか、相変わらずまだよくわかりません。

 ナシクラブの有名ところは、マレー半島東部の「ケランタン」だそうです。本場とはかなり離れますかね。サラダとして「もやし」「ほうれんそう」「トマト」を挿入しました。(家にあったもの)。
 そして揚魚(イカンゴレン)がよく使われるそうですが、これは近所のスーパーで安かったししゃも。(少々ししゃもの扱いが不評でした・・・)
 ソースには、とうがらし、ニンニク、しょうが、レモングラス(サンバル風)。そして残ったココナッツミルクで辛さを少し和らげ。(もっともっとマレーシア風のミント等を調達できると味の深みが出せるのですが、なかなか調達先が見つからないし、生のミントはいち家庭で使い切るにはかなりしんどいなど、マイナーな材料を扱う料理には共通の悩みに当たります・・)

 さてさて、「ナシクラブ」=「サラダごはん」。
 海外の料理において「野菜」の使われ方はいつも気になります。中華料理はたしかに野菜料理が豊富にあるのですが、中華式に大勢で注文するときは少しの意識できもちよく摂取できても、少人数ないしは一人での食事のときには、バランスを取るのがすごく難しいです。
 そんなときに出会う「ナシクラブ」
 ワンプレートに好きなだけ野菜を、好きなように入れれば、間違いなく世界の潮流を進むのであろう「健康食」により沿って行くと思うのです。現地から離れるところでは、材料は「現地調達」をできるだけ基本として。(あくまでもできるだけ)
「この料理にはこの具材はNG」
 というルールもあるのかとは思いますが、マレーシアってその辺が非常に「ゆるい」ところが大きな魅力だとも思います。その辺が「多民族国家」「多文化国家」!。
 日本アセアンセンターでの「マレーシアごはん紀行展」で古川音さんがいみじくもおっしゃっていました。
「マレーシアの料理はいつも進化してきている!」




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