見出し画像

技術士総合技術監理部門への挑戦『第14回』

令和6年度の技術士二次試験(総合技術監理部門)を受験しました。今回はその感想を中心としたお話です。

試験の前日に受験地の福岡へ向かいました。数日、天候が悪く線状降水帯が鹿児島から福岡あたりに発生するかもしれないという天気予報でした。大雨になると九州新幹線は運休する可能性がありました。幸いなことに線状降水帯は長崎県の五島付近の発生しましたが、直ぐには新幹線へは影響が出てこないので無事に福岡(博多)に到着。博多は蒸し暑い曇天。

試験当日、朝から雨で福岡県に線状降水帯が発生するかもしれないとのことなので、早めにホテルを出発。徒歩で行ける距離のホテルに滞在しているので試験会場の福岡工業大学まで約25分。

福岡工業大学

試験会場は2階の部屋。一部屋に総勢80人ぐらいの全員が出願部門は違うものの同じ問題に向き合うのです。

受験部門と試験室の指定一覧

午前中は択一式の問題が40問
計算問題が出だしにいくつかあったので後回しにして後ろの問題(40問目)から前の方へ向かって解いていく。去年の受験時は解答の選択に迷う問題がけっこうあった記憶でした。しかし、半分を解いた時点で迷う問題は2問程度と少ない。
これは調子いいぞ!なんて思っていたら出だしの計算問題でつまづき時間を取られた。そうこうしていると時間は過ぎていき、あっという間に終了10分前を告げる声が聞こえた。迷った問題の再度見直しが終わったと同時に時間終了。
この時点では、解答の間違いは思っている以上にあると想定してもそんなに悪くはなかったという感触。

午後は記述式問題
大きく3つのパートの構成。1+2+2の枚数で各パートの答案を作成しなさいという問題、問題を読むことと答案骨子の作成に時間を使ってしまい、1枚30分の時間配分では書き終われないと焦った。
最初の1+2のパートは想定して準備しておいたストーリーから大きく外れない骨子が作成できたのでサクサクと解答用紙に書いていけた。

ここまでは良かったと思う。


3パート目が今回の試験では難解な内容
最初の方で3パート目の問題文を読んだ時、頭の中が真っ白になって言葉を失ったような感覚に数分くらい陥った。(感覚では3分ほど真っ白になったと思う)
このパートでは二種類の答案を作らねばならない。分野は問題用紙に記載されている内容から選んでも良いというので選んだが、話の展開に苦労した。
二種類の答案を一応は作成した。

技術的な展望とかスケジュール的なことについては今になって振り返るとアピールが弱かった。さらに展開についても十分とは言えないかなと時間が過ぎていくと良くない点ばかりが浮かんでくる。

記述式問題は試験時間の15分前に書き終えた。この時は書き切ったぞ!という達成感が強くて、上手く書けたかもという感覚が大きかった。
試験終了後、ホテルへ歩いて戻る際にはグッタリ疲れた感じが強くなった。脳みそがものすごくエネルギーを消費したと実感。ホテルへの道のりの途中にコンビニがあったので、紙パックのプロティンドリンクを買って早速飲む。
部屋に戻ってからグッタリ感からの復活は1時間くらいかかった。

数日後
問題用紙の余白にメモっておいた内容を基に骨子を再現してみた。
全体の3分の2のパートまでは悪くはないだろうと思った。しかし、後半の3分の1のパートについては冷静に客観的にみてもちょっと厳しいなあ、、、という感想。もちろん、本番の答案に書いたけど忘れている内容もあるかもしれないが、それを差し引いたも60%以上の評価を得られるかどうかは分からない。午前中の択一式と合わせて合計でA評価を得られるかどうかは結果を見るまでは分からない。

10月末に試験結果がオンラインで発表になるけど、それは見ないで結果が郵送で通知されるのでそこまでは待つことにします。仮に今回の筆記試験が合格だった場合は、結果通知と同時に口頭試験の試験日が指定されるので、航空券とか滞在先を予約しなければならない。

不合格だった時は、来年も受験するので準備計画案を作りはじめようと思う。

それでは、


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?