愛おしいものたちについて 1

私がnoteを始めたきっかけは、Twitterのフォロワーさんが「毎日書く」を目標に今年から始められた記事がすごく面白かったからだ。

私はTwitterのフォロワーさんのことがほんとに好きで、リムブロされると暫くは引き摺るくらい、一方的な親愛の情を抱いている。相手にしてみれば気持ち悪い話かもしれない。

フォロワーさんのように面白いことは書けないけど、これからちょっとずつ好きなこと、好きなもの、好きなひとについて書いていけたらいいなーと思っている。

今日は好きなバンドの話をする。年を取ってくるとよくある話らしいんだけど、いま流行の音楽というものがさっぱり分からない。昔好きだった音楽を聴き続けて、新しい音楽に追いつけなくなってくる。私も気付いたらそうなっていた。テレビ自体、ドラマや映画、ニュースしか見ていないので当然と言えば当然だろう。

私が好きなバンドは『ザ・カスタネッツ』という。元は明治学院大学の音楽サークルで結成は1987年というので歴史は長い。1995年にメジャーデビューしたんだけど、売り方がよっぽど下手だったのかいまいちヒットしないまま、レコード会社との契約が終了、ドラマーやベーシストの脱退があって現在は初期メンバーのヴォーカル・牧野元さんとギタリスト・小宮山聖さん、それにサポートメンバーを加えた体制でインディーズで活動を続けている。オフィシャルサイトで音源の一部が聴けるので、ぜひ聴いてみて欲しい。

カスタドットネット

YouTubeのアコースティックライブ音源『二人』

カスタネッツの大半の作詞を手掛けている牧野さんを天才だと私は思っている。メロディに乗せた言葉の数々がとにかく心に刺さるのだ。アニメ・どっきりドクターのOPテーマ曲、ブルボンプチのCMタイアップ曲にはなったけど、なんで売れなかったんだろうと未だに不思議でしょうがない。

私は移動中に音楽を聴く習慣がなくなったので、実はカスタネッツの曲もたまにしか聴いていない。でもほんとにいいバンドで、それだけは保証出来る。一回聴いてみて欲しい。