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23秋季リーグ戦

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23秋季リーグ戦の展望>戦前評>戦評>棚卸(総決算)>さよならベストナインなど
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#札六

23秋季リーグ戦_総決算号

1位:北海学園大学2位:星槎道都大学3位:北海道大学4位:東海大学札幌キャンパス4位:札幌大学6位:札幌大谷大学

23秋季リーグ戦棚卸_さよならベストナイン

入学時の春はリーグ戦が中止。21年春は無観客開催なるも一節の5試合で打ち切り。最初の2年間はトーナメント戦も中止。3年生となった22年春からようやくこれまでどおりの開催に戻る。この間、特例的な「札七」シーズンがあったりと幾つもの「いつも通り」ではないシーズンを過ごした23年4年生世代。この4年生の中からのheatwave私撰ベストナインです。 □指名打者:藤原健裕(北海道大学)バットヘッドを独特のリズムで揺らして投球を待ち構える様に「打たはりそうな」雰囲気をはんなりと漂わせ

23秋季一部リーグ戦_第二節【棚卸】

◇チーム別の振り返り □札幌大谷大学 最終順位は単独6位だが、本割終了時点では4勝6敗の4位。この時点で隣には東海と札大がいた。順位決定戦で負け残りとなり入替戦行きとなったが、道都、東海に連勝して8戦終了時点では優勝の可能性を残す2位へ浮上と大いに見せ場を作った。ドーム巧者ぶりを発揮した東海戦を除く本割4試合はいずれも1点差決着。これは23年秋を振り返る上で重要な入口のひとつ。 □札幌大学 二節2勝3敗、通算4勝6敗。東海と並んでの4位。9戦目を終えて単独最下位に沈んだ

23秋季一部リーグ戦_第一節【棚卸】

◇チーム別の振り返り□札幌大谷大学 2勝3敗、4位折り返し。春も一節2勝で勝利数としては同じだが、道都からの1勝を含んでいるのがハイライト。大谷史上初の「道都越え」であったことに加え、開幕二戦目で23年秋の様相~道都苦戦~が早速如実に現れてきたことも示す勝利であったことも記憶しておきたい。北大戦は1点ビハインドを追い付いての延長TB決着、11回勝ち越して2勝目。 □北海道大学 2勝3敗、4位で折り返し。大谷と同じく一節2勝は春同様だが、東海からのコールド勝ちが23年秋

明治神宮野球大会_北海道地区代表決定戦

◇北海道代表の座を争う北海道学生野球連盟と札幌学生野球連盟、それぞれの秋季リーグ戦の優勝チームが代表決定戦に進出。明治神宮野球大会に出場する北海道代表の座を争います。 ◇「北海道代表」これまでの変遷北海道として単独枠を得たのは平成21年度以降(第1回、第2回を除く)。道六、札六で代表枠を争う形になったのは平成8年度以降。平成8年度から平成20年度はすべて東北勢に代表枠を奪われている。そして、この間の道六と札六の間でどのような代表決定戦が行われてたのかの詳細は不明。このあた

23秋季リーグ戦_一部・二部入替戦

■札幌大谷大学(一部/6位) 22年秋以来の入替戦。入替戦は18年秋の二戦目以降6連勝中。確認できた範囲では直近数回のトーナメントでの対戦もなく「ありそうでなかった顔合わせ」で行われるのがこの23年秋の入替戦。入替戦巧者ぶりを発揮して一部の椅子を守り切れるか。 ■札幌国際大学(二部/1位) 23年春に続き二季連続の一部挑戦。直近春は北大に連敗してチャレンジ失敗。入替戦常連組の印象あるが、意外にそうでもなく、もうひとつ手前での出場は18年春まで遡る。このときの相手は学園

23秋季一部リーグ戦_順位決定戦

一、二節を終了して4勝6敗で東海、札大、大谷が4位に並んだ為、順位決定戦が行われることに。9月24日(日)栗山球場で10時試合開始。 ■第1試合:札幌大谷大学2-4東海大学札幌キャンパス【戦前】◇東海、まずは守り。しっかり守りミスからチャンスを与えてしまうこと、もちろん、失点も絶対に避けたい。投手は登坂、高木をダブルスタンバイ、油断さえなければ大崩れはないように思う。攻守一体で流れを作り小刻みに得点を重ねて大谷を疲弊させれば東海のペースか。初回の攻撃がポイントになりそう。な

23秋季一部リーグ戦_第二節【戦評】

◇9/12_学園-東海、北大-道都⇒9/15に順延 【戦前】◇学園-東海_早速の首位攻防戦。一節は延長TBの末、学園杉林サヨナラ弾での決着。学園は帯川、東海は登坂から高木の継投と予想◇北大-道都_一節は最少点差決着となった一戦。少ない点差で推移すると北大全員ジョーカー打線が何かを起こしかねないだけに道都は序盤の攻勢で一気に押し切りたいところ。 【寸評】◇学園-東海_髙谷、高木の両先発で始まった首位攻防戦。2回下向左越適時打で学園が1点先制。学園続く3回には水野右前適時打

23秋季一部リーグ戦_第一節【棚卸】

◇北海道大学 一節4位:2勝3敗学園、東海に勝利、春に続き一節2勝で折り返し 開幕戦を落として黒星発進。その開幕戦だが、道都に先行許すも、終盤追い上げて1点差までに迫る粘りみせる。すると2戦目は学園に3-1で勝利。ところが、その後、札大に完封負け、大谷には延長TBに引き摺りこまれての敗戦、連敗となる。しかし、最終戦東海には8-1コールド勝ち。序盤から攻勢、終始リードを保ち、最短の7回決着で試合を決めた。これで2勝目、単独最下位を脱出。札大、大谷に追い付き4位での折り返しを

再生

8/25_東海4-7学園_学園杉林サヨナラ本塁打

23秋季一部リーグ戦_第一節【戦評】

■道都_チーム再編と三季連続優勝の連立方程式に挑む■東海_強い縦縞を取り戻せるか、縦縞の縦突破に期待■札大_劇場開演で定位置の3位脱出へ■学園_春トーナメント1・2独占の真価を見せたい■大谷_入学時一部世代最後の秋、足跡残せるか■北大_出稽古好調。掻き回し役以上の存在感を期待。 第一節◇8/25_道都6-5北大、東海4-7学園 【戦前】◇道都-北大_三季連続優勝に挑む道都と春13試合を経て一部の椅子を死守した北大。無難か多難か◇東海-学園_強かな縦縞と王座奪還狙う東海と低

23秋季一部リーグ戦_展望

◇星槎道都大学<23春季リーグ戦:1位 8勝2敗>投打の様相が異なる中で迎える秋、鍵はカバーとバランス 三季連続優勝に挑むが、主要4年生が残った投手陣と4年生が去った野手陣とで様相が異なる中で迎える秋となりそうだ。投手陣は4年生が集大成、そして3年生以下のメンバーも充実、構えは整う。一方の野手陣は新たな構えを作り始めるタイミングにあたる。鍵を握りそうなのが、春に投打の二刀流で躍動した佐藤爽(の起用方法)。秋を乗り切る為「打者佐藤」への依存はやや大きくなりそうだが、野手(特

23秋季二部リーグ戦_戦評

◇8/15_開幕 8月15日、円山に秋到来です。先発は札六二部。 ◇8/15_国際16-5医療、文教9-5北翔、学院7-2岩教 【戦前】◇国際-医療、連覇・悲願の一部を狙う国際とまず下位脱出を図りたい医療。春2戦は大差となったが秋は?◇文教-北翔、初の一部を目指す文教か一部復帰を果たしたい北翔か。春互いに1勝1敗。◇学院-岩教、二節巧者同士の開幕戦。春二節の最終戦は岩教勝利で学院を3位に留まらせた因縁あり、さて。 【寸評】◇国際16-5医療、終わってみれば春2戦同様に

23秋季二部リーグ戦_展望

札六をひとつの山に例えるならば、その中腹の難所にあたるのが二部。直近5年間常駐組は国際・学院・岩教。この3チームに中腹へ手を掛けてきた文教と医療、そして一部から降格となった北翔の6チームが現在の顔ぶれ。この入れ替わりの大きさこそが厳しき傾斜の証だろうか。STEEP SLOPE LEAGUE_8/15円山開幕。 ■直近5年間の順位■日程■各チーム春の振り返りと秋の展望・札幌国際大学(春1位:9勝1敗) 【春】18年春以来、5度目の優勝。全勝優勝は逃すも、9勝1敗での優勝は岩