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【雑記】勘違いとドジは人類の有力な死因

どうもこんにちは。ヒトシです。今日は思い出した勢いでそのまま観た映画「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(TUCKER AND DALE VS EVIL)(2010・加)」の話をしていきます。

【警告:この映画は演出の都合上少々ゴア展開が多めです。苦手な方は回れ右しましょう】

よろしいですね?では始めます。

まずこの映画の主役はごつくて髭がっしりの中年男性コンビタッカーとデイル。もうちょい厳密に言うと内気で髭が濃い方のデイルさんが主役です。折角の休みなので2人で共同購入した別荘(の皮を被ったぼろ家であり惨劇の現場)に行くことにした2人。ところがその途上出くわした頭ゆるゆる無軌道大学生グループに連続殺人鬼バディと勘違いされてしまいます。それもそのはず、彼らが買った別荘の立つ土地は20年前にジゴクめいた連続殺人事件が起きた忌まわしき土地だったのです……!

とまぁシリアスホラー映画の皮を被せられるのはここまで。ここからの展開がもうとにかく腹筋に悪い!助けた女子大生のアリソンさん(無軌道大学生グループ唯一の良心であり理知的)と親交を深める2人(主にデイル)。しかし勘違いで大学生グループが襲いかかりうち1人がつまずいて即死!さらに1人が肉片噴出損壊死!!本当に冗談のようなスプラッタ即死が次々に決まる!

そして後半はだんだん殺人鬼と一般人のポジションが反転してきます。信じ難いですが本当に入れ替わる。タッカーとデイルが『一般人』に、大学生グループのリーダーであり色恋沙汰に血迷った男性が『殺人鬼』になり狂気を滲ませてくる。途中アリソンさんによる和平会談が成功しかけたものの予想外の邪魔者の手で崩壊し大いなる災いが……!

ホラー苦手な人にぶつける際には(ゴアがあるので)ちょっと注意が必要ですがそうじゃなきゃ基本大丈夫。軽率に人が死に雪だるま式に勘違いは加速する。とにかく酷い殺人ピタゴ〇スイッチが鮮やかに達成され、覚えがある人には最悪の死因も襲い来る。安普請死もあるよ!
88分しかないのでちょっとお手軽にテンドンコメディがたっぷり楽しめる映画となっております。もっとこういう映画があったら是非教えてください。おいしく咀嚼します。

【評価】
ホラー映画 2.5/5(この視点だと評価は上がらない)
コメディ 4.2/5(冒頭から笑かしてくる)
スプラッタ 2.9/5(人に勧める際は注意)

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