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夏の遠望

この記事は、「#夏の1コマ」の応募記事です。


例年になく、忙しい夏を過ごしており、本日、8月最終日も家で過ごしていました。

次の記事を書こうと思い、note を開いたところ、「 #夏の1コマ 」を募集していました。

いい機会なので、夏の思い出がてら、写真と記憶を書き残しておこうと思います。


釈尊寺

今回、「 #夏の1コマ 」として、掲載する写真はこちらです。

長野県小諸市にある寺院で、布引観音としても知られています。


7月。

小諸旅行の1コマとして、友人と訪れた「釈尊寺」。

ウイスキーの蒸留所へ向かうついでに、たまたま見つけた、断崖絶壁の観光名所です。

岸壁に挟まれた、険しい階段を登っていくと、崖に聳え立つように建造された、朱色の大師堂が出現します。


崖と崖の間。

奥には、夏雲が昇る、小諸の雄大な山々。そして、自然豊かな街並みが映ります。


スマートフォンを構えた時の、生ぬるい空気。

まだ乾かない、前日の雨の、土っぽい香り。

青々とした森の中、ひしめき鳴く、蝉たち。

そして、それらを優しく包む、柔らかな夏の遠望。


五感の記憶は、今でも思い起こされます。


確かに、今年の夏が、そこにはあった。

スマートフォンを開くと、「2024年の夏」を思い出すであろう、写真の一枚になりました。

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