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好きな仕事はない。でも、「この瞬間が好き」を大事にしたい

2021年も残り2ヶ月を切りました。短期間にいろんなことが動いていて、ご一緒させていただく方も仕事の内容も目まぐるしく変化しています。

いつもと違うのは、今年は「これをしたい!」がより明確になったこと。

私はこの仕事が好きというのが具体的にありません。ただ、この瞬間が好きはあります。

先日、Perfumeの振り付けもされている、振付師のMIKIKOさんが、近未来創世記日本を救うヤバい偉人に出演されていました。

MIKIKOさんはダンサーからスタートされています。自分が喜ぶことを悩でいたとき、舞台の振付をしたことがきっかけで、自分の喜びが振付師であることに気づかれたそうです。

それを聞いた時、「自分の喜びってなんだろう?」と考えてみました。

私にとっての喜び。

それは、人が自分の力で動き出した瞬間。

ふりかえると、そんな仕事ばかりしていました。公務員の時も仕事の内容に関わらず、関わった方が自分から動けることがミッションでした。

子供たちのことで言えば、自分の子が学校に行けなくなって、どうしたらいいのかわかりませんでした。そんな中、自分からやってみようと動けた瞬間は言葉に表せないほど感動します。

プロジェクトマネジメントの仕事も、誰かが自分で動き出す瞬間の延長線上でした。

だから、私はこの仕事というよりも誰かが動き出すためのサポートに徹することを仕事にしたいと考えています。

幸い、自分の喜びがどこにあるのかがわかってからは、いただく仕事の内容も変化してきています。不思議ですよね。

だから、自分がどこに喜びや楽しみがあるのかを知っていることは、とても大切だと感じています。

「仕事だから、楽しいとか喜びとかない。」

という方もいらっしゃると思います。

仕事ですから、たとえ自分にとっての喜びや楽しみがあっても、その倍以上大変なこと、辛いことがあります。ただ、自分にとって仕事を通して成し遂げたいゴールが明確だと、ゴールに行く過程でいろんなことがあっても乗り越える力が違うんです。

うまく言えないんですけど。どうせやるなら、少しでも自分の気持ちが向くものをやっていた方がいいなと思っています。

MIKIKOさんのお話は、あらためて自分の喜びに向き合うって大事なんだと気付かされました。偉大な方なので、比べられるような話ではないんですけどね。

レベルの差はあっても、そこからの学びを自分にどうやって活かすのかが大事かなと思っています。

私の子供たちのように学ぶことや人とのコミュニケーションにサポートが必要でも、働く方法がある。

このことを私が働くことで少しでも選択肢を増やし伝えたい。と、日々努力中です。


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