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120mlの水筒は誰に刺さるのか

雑貨店で見かけた、120mlの水筒のキャッチコピー。


小さなマイボトルを贈ろう
ちょっとだけ持ち歩くのが新しい!

これ、どう思いますか?
私は、誰に向けたメッセージなのかよくわからないと思いました。

120mlの水筒が欲しい人って、どんな人だと思いますか?
120mlって、結構少ないです。(調べたらオロナミンCと同じサイズでした)
・外出時にペットボトルのドリンクを買っても飲み切れない
・持病で水分量を制限している
・バッグに丁度良いサイズ(かさばらない)の水筒を探してる
・服薬用に少量の水分を持ち歩きたい
などが思い浮かびます。どれも、状況がピンポイントですね。
もし上に挙げた属性の人に喜ばれる商品だとしたら、贈り物にするのはリスキーではないかと思います。
それからサブフレーズの「新しい!」ですが、新しさが響く層と、その水筒のターゲットも、共通要素が少ないように思います。

私が何か書くなら「ペットボトルが飲み切れないあなたへ」とか、「カバンのなかでカサバラン」とか、にしますね。
POPに正解はありませんが、利用シーンのイメージできるPOP文言だと、よりターゲット層に響くと思います。

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