虐待された過去は本当に忘れることができるのか

こんにちは。虐待防止アドバイザーの矢部です。

今回は、虐待の過去についてです。


忘れることはできるのか、できないのか。


結論からするとできません。

みなさんは虐待の傷は一生の残るという言葉を聞いたことがあるかもしれません。
本当に消えません。

色々な人にわたしの過去を言いますが、理解がある方は
「しんどいよね」「つらかったよね」「でもこうやって生きててくれてありがとうね」などの言葉をかけてくれます。
ですが、

「過去でしょ?そんなの忘れなさい」
「大人なのにいつまで引きずってんの?」
「私もこんなことされたけど元気やしいけるいける」

こんな言葉を言う人、意外と多いです。

こういった言葉は、その人を追い込む言葉になります。
だって、あんな地獄レベルの経験して他人事のように扱われてしまうんです。
それに、わたしたちは夢の中で虐待されたことを見たりします。私は頻繁ではありませんが、時々見ます。
あとは日常生活で虐待を受けていた過去を思い出してパニックになったりします。精神疾患として虐待を受けていた日々の後遺症が出てしまったり、人間関係等に影響が出てしまいます。こういった些細なことで影響は少なからず絶対に出てきてしまいます。
なのにあの発言はしんどいんですよね。


悪気がないのは承知の上です。
でもしんどい。相談しなかったらよかった。


って思ってしまう。
虐待を受けていた日々をあんなに軽くとらえられてしまうとは。
こっちは生活の響いているのに。


って。


また今度、脳科学に基づいた虐待の影響を投稿します。
今回は就職活動で今かなり忙しくなってしまっているのでここで失礼いたします。