見出し画像

アクティブママの幸せの源 ❶

 母の居ぬ間に子は育つ!

今年のやりたいことリストの中の一つ、「ヨガリトリートに参加する!」

リトリートとは日常生活とは違う環境で、自分自身を見つめなおすこと。
数日間日常から離れた環境に身を置き、いつもと違った体験を楽しみ、自分の体の状態を知り、心身を解放する。
ヨガをはじめて17年。これまで様々なティーチャーズトレーニングやワークショップを受けてきたが、リトリートには参加したことがなかった。
今年はヨガリトリートに参加して、単純にヨガを楽しみたいと思っていた。
そんなわけで、4月の頭に2泊3日で沖縄の小浜島に行ってきた。

石垣島からフェリーで30分ほど、島に着くと先生とコーディネーターの方が出迎えてくれた。
これから2泊3日を共に過ごす仲間は私を含めて5名。年齢も性別も出身地もバラバラの初対面の面々。
港から車で5分のところにある宿に着いて、荷物を部屋に置くと、テラスで手作りのおやつをいただきながら簡単な挨拶をみんなと交わす。

その後、潮が引いた時にしか行けないという、とっておきのビーチに移動し、開校式。
ビーチに座って手足を砂の中に入れてアーシングしながらの自己紹介。

自己紹介が一通り終わると、先生から
「あなたは、普段、周りからどんな人に見られていますか?または、どんな人に見られたいと思っていますか?」
というお題が。
それぞれがどんな自分かを発表した後、またまた先生から
「この3日間はその自分でいようとしないでください。素の自分で過ごしてください。」
と言われ、素の自分でいることを7人で誓い、指切りした。
子供も大きくなり指切りなんてしたのは久しぶり。
大の大人7人が、大声で歌いながら本気で指切りげんまんするのは、なんだか滑稽で、でも決して約束を破れないという重さを感じた。

朝は太陽が昇る前からビーチでヨガをし、ヨガが終わったらそのまま海で泳ぐ。
日中はSupをしたり、自転車で島を一周して、島の大自然を感じる。
沈む夕日をビーチで眺め、夜は綺麗な星空を眺める。
電灯のない島で見る星の綺麗さといったら、偉大なる宇宙を間近に感じ、自分はその中のちっぽけな一部分であることを痛感させられた。

こんな大自然の中で、朝ヨガ、アクロヨガ、ヨガ哲学、タイ古式マッサージと、一生徒として大好きなヨガも堪能した私は、見事に心身を開放した。
やれタオルがなくなった、やれ帽子がなくなった、やれネックレスがない、と大騒ぎをしておきながら、何ひとつ無くしていないというサザエっぷりを発揮^^;;;(大人の本気の指切りの効果は恐ろしい)
そんな私を、ただただ笑って見守っていてくれる仲間と最高の3日間を過ごし、最高の笑顔で帰路についた。

家に帰って、息子に「最高の旅だったよーありがとう。会えなくて寂しかった?」と伝えると「あ、ああ…」とそっけない返事。
中2男子の反応なんてこんなものである。

ふと見ると、キッチンに見慣れないプロテインの大きな袋が。
夫に尋ねると、息子が突然筋トレをはじめたから、プロテインも飲んだほうが良いと2人で買ってきたとのこと。

え?筋トレをはじめた?!
以前から筋トレもしたほうがいいよ、と何度提案してもやらなかった息子が???

しかも、「明日から朝ごはんは白飯にして!!」と。
菓子パンよりもご飯の方が身体にいいよ、と何度言っても菓子パンを食べていた息子が白飯???


子育てあるある(笑)
母の居ぬ間こそ勝手に子は育つ!!

現場からは以上です。


植松知子
NPO法人ハートフルコミュニケーション認定コーチ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?