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 仕事が溜まりすぎて、気持ちが落ち着かないこと、イライラすること、焦ることってありますよね。私は、若いころ心配性で気持ちだけが焦っていて、何も進められないということがありました。ただ、六年前に、教職大学院の県外研修で、この「一点突破、全面展開」という言葉を知ってから、多忙の中に、光が見えたような気がします。


#日々の大切な習慣


1 一点突破、全面展開とは

 インターネットで検索すると、 「古くは孫子の兵法にあり、現代ではビジネスにおけるランチェスター戦略のキーワードとしても有名です。 簡単に言えば、あれこれ中途半端に手を出すよりも、一つのものに集中したほうが成果が上がりやすいということです。」と出てきます。

 仕事をたくさん抱えていると、ちょっとずつ手をつけ、どれも中途半端になり、何一つ終わらないことに焦りを感じる。。。そんな経験をずっとしてきました。この言葉に出会うまでは。。。

2 一点突破を意識して

 私は、たくさんある仕事をまずリストアップします。リストアップしてから、簡単に解決できそうな一つの仕事から手をつけ、それをクリアすることを最近は心がけています。直ぐに終わりそうなものから手をつける。そして終わらせる。そんな一点突破を意識していると、何だか前が明るくなるような気がしています。
 簡単にできそうなものをクリアしていくことが仕事を進める上で大事だと思います。

3 全面展開へ

 一点突破を心がけているうちに、たくさんあった仕事が徐々に減っていき、いつのまにかたくさんの仕事を終えている。こんな感覚をもち始められればいいですね。たくさんの仕事をこなそうと漠然と取り組むよりもまずは一つ、そしてまた一つと終わっていく。ついには、全面展開へとつながる。
 研修で出会った言葉が今でも仕事の仕方に影響を与えてくれています。

教員の働き方改革が話題になる昨今ですが、研修や人の話、読書などから役立ちそうな言葉に出会うということが仕事の仕方を変えてくれる一つの手段なのかもしれませんね。

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