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#1 あきらめちゃいかん!働き方改善


1 あきらめてない?

 教職員の働き方改革,全国的な問題になっているのに,あまり変わらないのが現状のように思います。
 私の家のすぐ目の前は,母校の中学校ですが,夜9時,10時まで職員室の電気がついています。同業として,「またこんな時間までのこっているのかぁ。」と感じ,家の中からつい「働き方は進んでいるのかなぁ。」と思ってしまいます。それでも去年よりはちょっと早いかと思いますが。
 誰も変えてくれないとあきらめちゃっては,前に進みません。あきらめずに、改革できることは改革していきたいものです。遅くまで明かりが付いてる母校を眺めて,これではなり手はふえないよなぁと思ってしまう自分がいます。なおさら母校の様子なので,考えてしまいます。

2 勤務校はといえば

 勤務校は,けっこう毎年改革が進んでいるほうだと思います。長期休みの日直なし,出張の際の復命の電話なし,校内研究の指導案は略案でオッケー,なんなら指導主事訪問の指導案もA4裏表1枚になりました。今年度は,学年経営案,学級経営案もなし。などなど,数年前から徐々に変わってきたことが多々あります。
 実は,数年前に,管理職抜きで変えてほしいこと,必要感のない仕事について職員でピックアップし,お願いに行ったことがあります。職員一丸となって,職員の要望を伝える。これは,変えられないことと変えられることをはっきりさせる一つの手段として効果的でした。
 なおさら昨年度赴任したボスは,超がつくほど,尖っていて,めちゃくちゃ改善してくれます。
 小規模校ということもありますが,定時退庁を意識し,仕事に取り組んでいる空気があります。これを持続させていきたいものです。

3 持続可能な取り組みを

 働き改革でいしきしていることは,「持続可能性」です。過度な取り組みは,職員の負担が増え,持続できません。一つ一つの仕事に,「これは本当に必要か。」「これはもっと簡略しても問題ないのでは?」「もっと効果的でいい方法がある?」と疑ってかかることが大事です。
 勤務校は,ボスがこういうスタンスなので,話が通りやすいです。「意味がないなぁ。」と思うことは,どんどん変えていく。これからは,これを意識したスピード感のある改革が必要ですね。
 とにかく世間の改革はスピード感がない。遅すぎます。明日から変えられることは,すぐに変えるぐらいのスピード感がほしいです。

4 自分から変える

 働き方が変わらないことを人のせいにするだけではだめです。自分で変えられることからどんどん行動にうつすことも必要です。自分の校務分掌で変えられることは変えていく。デジタル化できるものはデジタル化し,ペーパーレスにする,行事も過度な準備や資料は減らすなど,できることをどんどんやっていく。そんなもモチベーションが必要ですね。
 私は,今のボスがいる期間にどんどん変えていこうと心に決め,がんばりたいと思います。

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