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感情をコントロール!役立つ「リフレーミング」

 こんにちは。今日はとても暑かったですね。まだ梅雨も明けていないのに、こんなに暑いなんて夏本番はどうなっちゃうんでしょう。
 さて、今日は、ふと思い出した「リフレーミング」という思考スキルについてです。今までリフレーミングで助けられたこと、場面がたくさんあったなぁと思います。


1 「リフレーミング」とは

 リフレーミングとは、簡単に言えば、物事や起きている状況を別の視点から捉え直すということを意味しています。
 練習しないと難しと思いますが、捉え直しができるようになると、さまざまなこと、人の見方が変化し、うまくいかなかったことがうまくいくようになったり、人間関係が改善されたりと、いいことにつながるかもしれません。

 リフレーミングで一つ例を挙げれば・・・
「しゃべってばかりでうるさい人」
→リフレーミング後「話好きで、話題に事欠かない人」
このように捉えるとちょっとポジティブになれるような気がします。

2 リフレーミングを意識して

(1) 子供との関わりの中で

 学校で勤務していると、様々な子供達に出逢います。真正面からその子供達と接すると、やはり我々も人間ですからイライラしたり、怒ったりすることが増えることもあります。感情をコントロールできないと子供達との関係もギクシャクしてしまいます。私は、生徒指導困難校と言われる学校での勤務が長いせいか、子供達との関わり方についていつも気にかけてきました。そんな中で、リフレーミングって自分に合っているなぁと気づきました。
 【私のリフレーミング例】
①「立ったり座ったり落ち着きがない」→「体力ある」
②「気が散りやすい」→「いろいろなことに興味を示す」
③「ノートを書かないのにテストで点数がいい」→「話をよく聞いている」
④「おしゃべりが止まらない」→「頭の回転がいい」
⑤「作業が遅い」→「じっくり丁寧に取り組む」
などなど、視点を変えてみると、感情が少しコントロールでき、冷静に子供達と関われているように思います。感情的に注意をすることが少なくなったような・・・。

(2)リフレーミングした内容を伝える

 子供たちの様子を見たまま注意するのではなく、リフレーミングした言葉を伝えるようにしています。怒りたくなるところをグッと耐え、一旦捉え直しをする。そんなことを繰り返していくと、リフレーミングする速さも向上します。
 リフレーミングを使っていくと、子供達とのコミュニケーションも円滑になり、感情的に怒鳴ったり、怒ったりすることが少なくなりました。それは子供達との信頼関係構築にもつながります。
 私は、学校の教室、廊下、校庭などを見ながら、歩きながら見たこと、気づいたことをリフレーミングする癖がついたように思います。意図せずリフレーミングしているような・・・。コミュニケーションスキルって、とても大事ですよね。それは一朝一夕では身につくものではないので、ある程度意識して練習する必要があります。まだまだ未熟なので、自己研鑽を積みたいと思います。

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