エネルギッシュな子供たちからエネルギーを奪う…
公教育に関わる者として、
最近、エネルギッシュな子供たちのエネルギー、やる気を奪っているのは大人、先生たちのように思えてしまいます。
子供たちって、
本来、やる気があって、エネルギーがみなぎっているもの
だと思うのです。久しぶりに低学年を受けもって、そう感じています。
低学年で「やりたい!やりたい!」と手を挙げる子供たちはたくさんいます。今、私が担任する学級も同じです。ところが、中学年、高学年になるにつれて、その声は少なくなっていくように感じています。それを「周りが見えるようになった」、「落ち着いた」というように子供の成長と見る人もいるでしょう…それも一理あるかもしれません。
ただ、私は、最近、私のクラスに関わるベテラン教員(特支担任)の声がけに違和感を覚えています。
「やりたい!やりたい!」と声をあげる子供たちに、「姿勢よく!」や「手をいじっている人が5人います。」、「静かにしなさい。」、「話をちゃんと聞きなさい。」などと言うのです。なんとも間の悪い…
やる気で輝いていた子供たちの目、表情は一気に曇っていきます。
こんなことを積み重ねては、次第にエネルギーが削がれているように見えてしまいます。
姿勢や話の聞き方、手を動かさない、見栄えはいいですよ。でも、子供たちはそれをどう感じているのでしょう。
学年が上がるにつれて、
何か学校が嫌だ、勉強が嫌だなど、学校にネガティブに
なるのは先生たちや大人の関わり方によって、
エネルギーが削がれた状態
ではないでしょうか。
エネルギッシュな子供たちのエネルギーを増幅させるのも減少させるのも大人、先生たちの関わり方一つで、大きく左右されるのです。
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