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保護者が本当に聞くべきなのは「ここでしか聞けない話」~いい事ばかり聞いてもダメ~
保護者の方からよく聞かれるのが「説明会に行ったけど」「見学に行ったけど」「体験してみたけど」「相談したけど」...
結局、うちの子に何処があっているのか分からないという言葉。
実際に合同説明会などで他のブースに聞き耳を立てていると、募集担当者は「いいこと」しか言いません。(以前の私もそうでした)
様々なカリキュラム、プログラム、そして体験など、表面的な内容だけを伝えています。そして、それを聞いて満足する保護者の方が多いのもミスマッチの原因の一つになっていると思われます。
進路選択を間違えた
学生支援の仕事をしていると進路選択を間違えたと思われる学生や生徒さんに多く出会います。本当は特別支援学校に行くべきだったのに、普通校に行き適切な支援が受けられず、通学困難になるケース。発達障害の傾向が見られながらも、受験人口の減少で入学のハードルが下がっているので、大学や専門学校に進学すれば何とかなると思い、結果として退学に繋がり奨学金の返済が残るケース。
反対に障害特性が見られるお子さんだからと無理をさせず、今できる範囲だけを考えてお子さんの可能性を閉ざすケースもあります。当然ながら限られた条件の中での就労になりますので生涯賃金にも差が出てきます。
お子さんの持つ特性(個性)は様々。よく出される支援の成功例はその方に当てはまった例であり、必ずしも自分のお子さんに合っているものとは限りません。
ぶっちゃけ
一人一人に合った進路を選択するには、進路先の「いい点」「わるい点」を理解し、そこが本当にお子さんの特性に合っているのか検証する必要があります。当然のことながら大勢が参加する説明会や相談会で「わるい点」を言う担当者はいません。だから本当に必要なのはいわゆる「ぶっちゃけ話」を聞き出すことです。
しかし、それは簡単ではないですね。
そこで学生支援ワーキンググループでは「こんなこと聞いていいの?」にお答えする保護者茶話会を開催します。福祉業界・学校業界に精通したスタッフがあらゆる垣根を越えて進路選択のヒントをお伝えします。
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