見出し画像

2024.04.17 朝から、ある日本語教師の日文法チェックテストの添削をしています。(地味で見えないところに、本物の価値があると思っています)


おはようございます。

今日は朝から
『文法チェックテスト』という『初級文法の交換日記』の添削をしています^^

このページの一番下にある講座です。

初級文法(N4まで)は、約200項目あるのですが、その一つ一つ「全部」の問題に答えていただき、回答をメールで送っていただき、それをこちらで添削して、それからまたメールでお返しします。

1つ1つ、コツコツの作業です。
途中、
「もうできない(T-T)」
と、断念される方も、過去いらっしゃいました。

私としたら、もちろん断念せずに最後まで継続していただきたいな、と思うのですが(文法の理解と自信がぜ〜んぜん違ってきます!)でも、いろいろな状況があると思いますので、最終的には残念に思いながらもその方の状況を尊重します。

私は、自分自身への目標として、日本語教師の価値を
「知識」と「技術」
に置くことに決め、それに「臨機応変な対応力」を加えて、この3つを追ってきました。

特に日本語初級文法は、他の知識と違って
「日本語の仕組みの基本」なので、

ここが分かれば他が分かる
ここが分からなければ他が分からない

に繋がっていると思っていました。

この作業は、ただただひたすら
「コツコツ、コツコツ」です。

近道も、効率よくも、何もありません。
ただただ続けるだけ、です。ゴールが近くても遠くても関係なく、右足を出したら、次は左足、その次はまた右足、、、というふうに、一歩一歩前に進めるだけ、です。

そして一人の作業です。

私は日本語教師になって数え切れないくらい文法を教えてきただけではなく、「分析」を続けて来ました。

この「分析を続ける」ことなく、「教えた経験だけの積み重ね」は、また別物だと思っています。

分かりやすい教え方も、
学習者の皆さんの間違いの根源も、
論理的な間違い訂正も、

できなくても授業としては成り立つこともあります。私もありました。

でも、それでも成り立つのに、なぜ、更に文法分析に入り込んでいったかというと、最後は

「本物になりたい」
「学習者の皆さんが自慢したい!と思う教師でありたい」

「誰かのための自分でありたい」

と、思っていたからです。

そして、この
「学習者の皆さんが自慢したい!と思う教師でありたい」
が生まれれば、自然と口コミが広がっていきます。

私は、この10年くらい、ほとんど外国人生徒さんの募集を行ったことがありません。

「口コミ」です。

その口コミの根底には、
「僕の先生は、自慢できる先生です」
という思いが少なからずあるからだと信じています。

派手な「見せ方」ではなく、地味で「見えないところ」に、ずっと本物の価値があると、信じてきました。

時代の変化を楽しみつつも、時代が変わっても変わらないもの身につけなければ、「時代が変わってしまえば、何も残らない」という結果になる、、、それは虚しい、、、と思っていました。

私は今、時代に流されない強さを、以前よりは持てていると感じています。


そしてそして、今朝の文法チェックテストの添削の一部ですが、、、

この●先生は、きちんと文法のポイントを得て、的を得て、簡潔にまとめることができています。

ステキです!

私もささやかながら、追加情報があればコメントしてお送りしています。

誰も見ていない、
誰にも見えな、

だから継続が難しい、、、
だから、継続の価値が必ず結果になります。

今日も朝から、コツコツと努力をされている日本語教師の方と共同作業ができて、とても有り難い気持ちで一杯です。

Chihomi

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?