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N54の復習をしながら、N3文法が教えられるようになりたい日本語教師の皆さまへの5ヶ月特別トレーニング講座

こんにちは。

ここ最近、個人の生徒さんが増えているのですが、その多くの方が
「N3を教えてほしいです。」
という依頼です。

そして、そのときに私は必ず質問するのですが、
「N4までの復習も必要ですか?」
と聞きます。

そうすると、
「そっか、言われてみれば、、、そうだな〜。」
という風に考えて、そして

「たくさんじゃなくていいので、簡単にお願いします。」
というような返事をもらいます。

で、蓋を開けてみると
「確かに、復習は20%くらいでいいかな。」
と、思うケースから

「う〜ん、これは、復習どころではないな、、、。」
と、思うケースまであります。

ですが、ボリュームは違っても、いずれにしても
「N4までの復習は必須」、というケースがほとんどです。

ただ、そうなると、教える側としては、、、どうしますか?

N4までの教材を使って確認して、それからN3のテキストに入る、、、ですか?

私も以前はそれしかないと思っていました。
ですが、今は違います。

「N543の一覧を使って、何が分かっているか、何が分かってないかを、1項目ずつ完全に確認+復習ができるスタイル」を作り、今はその方法でやっています。

イメージしやすくお伝えすると、「テキストの目次で教えている」感じです。

こうすると、例えば、分かっている項目には「✓」、または、分かってない項目に「✓」を入れて、「分かってない項目だけ」を集中して教えて、最短の時間で、復習をすることができます。

もちろん、教える側の
「シンプルにわかりやすく教えられる知識と教え方の技術」
が、必要ではありますが、スタイルとしては、まず「誰でも一目瞭然の復習管理」ができます。

このようなスタイルを試行錯誤しながら生み出し、今は、JLPTのご依頼があったときは、ほぼ100%と言っていいくらいの割合で、このように教えています。
そして、ほぼ100%と言っていいくらいの割合で、生徒さんがこのレッスンが大好きなのです。

理由は
・シンプルでわかりやすい
・混乱しない
・進度が速い
・忘れにくい
・この後で他のテキストを使って勉強しても、理解の速度がとても速い

からだそうです。

ここは、私も目指して工夫してきたことなので、とても嬉しい感想です。




私はもともと、「なるほど参考書」という文法書を製作しているのですが、この参考書には、N5とN4の文法項目が含まれています。
これに、N3の項目をプラスした教材があります。
この教材・一覧を使ってレッスンをしているところです。

章によっては、N5だけ、または、N5とN4だけのものもありますが、各章の中の項目を、上から「N5→4→3」というふうに並べて、章ごとに、N5とN4の復習、そのまま続けてN3インプット、という風に「N54の復習、それからN3」という流れで教えています。

私と同じような経験をお持ちの日本語教師の方がいらっしゃるのではと、ここまでの経験と教材とレッスンを、講座にまとめました。

これまですでに
・JIC program
・N543映像解説

などをご購入の方は、内容が少し重なるかも知れません。

ですので、もし、これらをご購入の方で、今回の『N54→3トレーニング講座』に興味をお持ち下さった方は、特別料金を設定させていただいておりますので、宜しければご覧いただければと思います。

最後に、日本語講師の働き方、表現の仕方が多様化の一途を辿り、それはとてもユニークで、楽しくて、カラフルで、素敵なことだと思います。

ただ、その中で、

「じゃ、私は、、、?」
と、自分を振り返ったとき、実は私の思いは、日本語教師になった約15年前と全く変わりません。

それは、
「技術で勝負したい」
ここだけ、です。

技術とは「知識と教え方」で、結果は「学習者の満足と目標達成」です。
これらはいずれも磨いても磨いても終わりがないので、私なりに、15年、全く休むことなく磨き続けています。

「もっとわかりやすく教える方法はないのか?」
「もっと忘れにくい方法はないのか?」
「もっと60分のレッスンでできることはないのか?」

ずっとずっとこのことを考えてきました。

ちょっと真逆の表現かもしれませんが、「多様性」とは、基本となる「変わらないもの」があるから多様性が生まれるのではないのでしょうか、、、。

変わらない、、、
変わってはいけない、、、
変わらなくてもいい、、、
変わらない方がいい、、、
変わる必要がない、、、

どんなニュアンスがいいか分かりませんが、

変わっていくことの後ろにある「変わらない、普遍的なもの」を、自分なりに見つけたら、それはきっと何年たっても追い求め甲斐のある「本物」なのだと思って、それを15年前に定めました。

時代が変わっても変わらないだけを追いたい

見せ方にもそれほど興味もなく、
SNSの戦略と呼ばれるものにも、まだまだ疎いのですが、

ただただ、コツコツと、知識と技術をブラッシュアップし続ける、この講座も、そんな私の成長途中で生まれたアイデアの一つです。

求めて下さる方が1人でもいらっしゃったら嬉しいです。

では、いつものように長くなってすみません^^;

よかったら、映像も見て下さい。
生徒さんも頑張っています^^

Chihomi

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