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『JIC日本語教師養成講座』スペインのご縁のある受講生の6回目の講座Report

今年の2月、スペイン🇪🇸にとてもご縁のある方から

「教える力を付けたい」
「日本でもスペインでも教えられる働き方を身につけたい」

ということで、『JIC日本語教師養成講座』にお問合せをいただきました。

この方のように
「ある国とのご縁が強く、その国の方に、また、行き来しても教えられるようになりたい」
と、「教える知識・技術」だけではなく、「働き方」のご相談を受けることもよくあります。

もちろん、できるだけこの全てを手にしていただけるように

①知識
②技術
③働き方のアドバイス

を、行っています。

ここも、個別対応の強みで、手間暇?!は、正直かかりますが、「受講生の満足の一点」に向かって二人三脚で進めるのは、迷いなくゴールに突っ走れる、という、個別の強みですね!

そして、初回から、着々と文法checkテストを進めて下さり、次は「実践スキル_教材編」に入り、6回目の講座を終えました。

実は、6回目の講座の、3回目から、つまり、まだ2回しか受講していない状態から、

「じゃ、実践練習しましょう!」

ということで、実践を始めました^^

ご本人にとっては

「え、こんなに早く?!自信ない〜><」

ということで、ドキドキしていらっしゃったようですが、私からすると、

ほとんどの場合、早めの実践は、かなり上達に効果があります!

また、過去の2回の講座内で見えた、この方の「丁寧さ」と「コツコツ継続できる姿勢」などを見ても、確信していました。

そして、初回のレッスンは、スペイン人の方へのプライベート1時間レッスン、でした。

そのレッスンを映像に撮っていただき、後で私が見て、フィードバックシートを書き、次回のレッスンで細かくフィードバックをします。

そして結果ですが、
「想像以上に素晴らしかった!!!!!!」
のです^^

ご本人は
「汗びっしょりで、あたふたしてしまった〜><」
とおっしゃっていましたが、いえいえ、ぜ〜んぜんそうは見えず、非常に素晴らしいレッスンをして下さっていました。

そして、6回目の講座は、既存のカリキュラムでは、
「実践スキル_教材編」で、既存のJICオリジナルテキストを使って教えましょう!という実践チャレンジの回です。

そして実際、スペイン人の生徒さんにもこの内容+会話を交えてレッスンをされています。

ですが、既存の講座内容だけではなく、この方の環境を加味して、

①スペインと今後も強いご縁が続きそう

②まずはスペインの方、もしくは、スペイン語圏の方に浸透するような技術とコマーシャルがいいはず!

③だから、実践練習も、スペインの方にしましょう!

という、既存講座とのコラボレーションがありました。

「自信がない、、、」

から始まった実戦練習ですが、たったの3回で、もうほぼ「完成じゃない?!」というくらいの実力を付けて下さり、6回目の講座では(模擬授業として4回目実施)、側で聞いていらっしゃったご主人からも

「生徒さん、上手になったよね!」

と、端から見ても分かるほど、生徒さんの上達が見えていたそうです。

映像を見た私も心底、そう思いました。

私がいつも受講生の皆さんにお伝えしているのは、

「派手なパフォーマンスのように分かりやすくはないですが、小さな小さな気遣いが散りばめられたレッスンは、生徒さんからも「何故か理由は分からないけど、あなたのレッスンはとても居心地がよく、最後には「わかった!」に、自然に落とし込まれる誘導がとても楽しい。」

と、多くの生徒さんに言っていただいたこのメッセージのように、「小さな気遣い」が散りばめられたレッスンが、私も、私の過去の生徒さん達もとても好きです^^

そしてゴールは、もちろん
「早く上手になる!」
ことです。

そして、ここにも本当に早く到達します^^

私のレッスン映像を見て、一目瞭然で分かるコツ、また、誰にも気づいてもらえなかったコツなどいろいろあります。

今も、私になりに
「相手のことを思っての、小さな、さりげない気遣いが散りばめられたレッスン」を続けることを続けています^^

っということで、私からのフィードバックは、正直、生徒さんに影響のない部分での細かいフィードバックはありません^^

ただ、逆に、生徒さんに影響があるような部分は、結構細かい部分までフィードバックします。

そして、皆さんが一番不安に思っていらっしゃる「文法」に関してですが、

文法を教える、とうことは、

①ルールを教えること
②そのルールの使い方を教えること

です。

シンプルです^^

でも、それ以外の部分は、毎回同じ授業というものは存在せず、同じ生徒さんでも、その時々の気持ちや要望や、また、教師側の調子や心理や技術や、そういうものを組み合わせると、同じレッスンは誰にも存在しません。

この、究極臨機応変さが求められる「日本語をライブで教える」ということに向き合うとても大切な要素は

「その時の生徒さんをよく見る」

ということです。

そして生徒さんは

「よく見てくれているな、この先生」

と、気がつきます。

人でも、物でも、出来事でも、なんでもそうですが

「その人や物を知らずして、ベストはアイデアは出ない」

と、思っています。

つまりは「知ること」からです^^

っと、長くなりました、すみません^^;

今回のこの受講生の方、最初からすっごく教えるのが上手で、、、と書きましたが、今まで受講して下さった、どんなに

「自信がない、、、」
「養成講座でのダメ出しがトラウマになって、、、」

と言って申し込んで下さった方も、初回のレッスンを見ると、本当に想像以上にいい!ということがほとんどです^^

これは、この方が持っている実力ももちろんありますが、あとは、

「間違ってもいい」
「失敗してもいい」
「ただただ生徒さんとの時間を楽しんで、生徒さんが分からないことを、ちょっとサポートするつもりで、そのくらいでいいですから」


と、その方の恐怖心や、不安や心配を、レッスン前にどれだけ取り除けるか、も大きく左右していると思います。

肩の力を抜いて等身大の自分で授業に向き合うスイッチが入ったかどうか、だと思います。

大げさな表現だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、不安を抱えたどの受講生にもいつも心で思っていますし、時々口に出してお伝えすることもありますが、

「皆さんは、原石です」

というメッセージです。

一人が、一つの宝石の原石として存在し、あとは、私がその原石を磨き、輝くお手伝いをこれからもさせていただくだけ、だと思っています。

宇宙から見たら見えないくらい小さな小さな講座ですが、皆さんの日本語教師人生のターニングポイントに見つけていただけたら幸いです。

『JIC日本語教師養成講座』

Chihomi

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