『野菜ソムリエコミュニティTOKYO インターナショナル部の皆様に、Sri Lanka支援オンラインイベントを開催していただきました🌴』
2022年12月19日
野菜ソムリエコミュニティTOKYO インターナショナル部の皆様に、
『スリランカの食文化オンラインイベント』
を、開催していただきました。
イベント開催にあたり、リーダーのKumikoさんからイベント背景をご紹介いただいた内容がこちらです⬇️
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日本ではあまり頻繁に報道されることはありませんが、経済危機により事業が継続できなくなった方、職を失った方など苦しい生活を余儀なくされている方が多くいる現状です。
今回インターナショナル部では、日本からできることを…と第一弾のオンラインイベントを開催することにしました。
スリランカで日本語学校を設立し、教育を普及する活動をしている共田ちほみさんと、スリランカ人のスーさんをゲストにお招きし、スリランカの国と食についてお話していただきます。
スリランカという国をご存知ない方、スリランカが好きな方、興味がある方、「スリランカ」というキーワードで集まり、スリランカを知る時間にしたいと思います。
ゲストのお話は英語ですが、逐次通訳があります。イベントは日本語で進行します。
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そして、イベント詳細が⬇️でした。
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■日時:12月18日(日)19:00-20:30
※交流会 20:30~21:00(予定)
交流会は任意です。 イベント終了後退出されても問題ございません。
■参加費:1,500円
■ゲスト
Su Elpitiyaさん(スーさん)
スリランカ在住。システム分析・システムデザイナー
日本への留学を希望する学生のための学校を作るために仕組みを構築。学生を日本に送り出す活動をしている。
共田ちほみさん
日本語学校を設立するミッションでスーさんと共に4月からスリランカで学校設立と日本語教育事業・送り出しサポートに従事。
■通訳:新井久美子さん(インターナショナル部メンバー)
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また、このように、Zoom背景画を皆さんで揃えて、とても神秘的でSri Lankaらしい演出を準備して下さっていました^^個人的にこの背景が大大大好きで、なんともいえないスリランカの大自然と神秘的な雰囲気を感じ、ふわ〜っとした気持ちで見入っていました^^
イベントの中で、Sri Lankaのフルーツ、スパイス、ジュエリー、現在の経済状況など、様々なお話をさせていただきましたが、中でも、Iさんが発表して下さったプレゼンの中にあった
「日本とSri Lankaの歴史的な関係」
についてお話下さった内容は、私もすーさんも、改めて感動を新たにした瞬間でした。
資料そのままではないのですが、内容としては、以下の通りです⬇️
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日本と一番早く外交を結んだ国、スリランカ
意外に思われると思いますが、世界で一番早く正式に日本と外交関係を結んだのはスリランカでした。他にも日本と関係の深い国はたくさんあったはずですが、なぜスリランカが一番早かったのでしょう。
日本を救ったスリランカ大統領の名演説
当時のスリランカ(セイロン)大統領・ジャヤワルダナ氏は、「戦争に負けた日本にもう一度チャンスを与えるべき」「憎しみは何も生み出さない」と戦勝国に対しスピーチを行いました。その背景には、同じアジアの日本に対する深い尊敬の念があったそうです。
以下、ジャヤワルダナ大統領の演説を抜粋して紹介します。
「何故アジアの諸国民は、日本は自由であるべきだと切望するのでしょうか。それは我々の日本との永年に亘るかかわり合いの故であり、又アジア諸国民が日本に対して持っていた高い尊敬の故であり、日本がアジア緒国民の中でただ一人強く自由であった時、我々は日本を保護者として又友人として仰いでいた時に、日本に対して抱いていた高い尊敬の為でもあります」
「人はただ愛によってのみ憎しみを越えられる。人は憎しみによっては憎しみを越えられない。実にこの世においては怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの恩むことがない」
この演説によって戦勝国は日本占領に対する考えを変え、日本は分割されずに済みました。結果、日本が国際社会に復帰する道すじをつくったと言われています。
スリランカ大統領の名演説おかげもあり、今の日本があると言っても過言ではないのではないでしょうか。
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このお話が、イベントのほぼ冒頭であり、それを再認識した後でイベントに参加させていただき、更に更に深くこの日のイベントの有り難さと日本とスリランカの運命を感じ、感無量で最後まで過ごしました。
スリランカは、まだまだ、まだまだ国際協力が必要な状況です。
一般市民に支援が行き渡るには多くの方々の関心と引き続きの支援が必要です。
私たちは、窓口的な活動しかできていませんが、それでもこうやって、一度に何十名の日本の皆様と繋がり、スリランカのことを知っていただくきっかけを作ってもらえるのは、活動速度がアップするとても大切な出来事です。
野菜ソムリエコミュニティTOKYOインターナショナル部の皆様には、このイベント開催まで、大変お世話になりました。
今はただただお世話になりっぱなしですが、真摯に、真剣に活動を進めていくことで、お返しをさせていただけたらと思っております。
一人でも多くの、また、一日でも早く、生きることに困っている方達の元に活動が届くよう、活動を継続して参りたいと思います。
改めまして、野菜ソムリエ東京インターナショナル部の皆様、本当にありがとうございました!
また皆様とお目にかかれる日がくるのを楽しみにしております!
感謝
Suminda Elpitiya(スー、です)
共田ちほみ
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