2024年2月20日(火) 悪口を言わない人の強さ

 わたしは悪口というものが嫌いで、正直に言うと「悪口で人に取り入ろうとするとかバカじゃないの?」という気持ちさえあるのだけど、
もしかすると誰もが悪口を言わなくていられるほど強いわけじゃなくて、大抵の人間は悪口を言わずにいられないような弱さを抱えているものなのだろうかとふと思った。

 とするとわたしの「悪口で人に取り入ろうとするとかバカじゃないの?」という発言も、「東大にも入れないとか高校3年間遊び惚けてたの?」的な、弱いもの・優秀でいられないものに対しての差別心から生まれたものなのだろうかと思ったり。


 悪口を言わずにいられない人の弱さをどう解釈していけばいいのか。
 悪口がどれだけよくないものであったとしても、「悪口言うやつはダメなやつ」と考えるのは差別ではないのか。

 これはちょっと、自分の中でちゃんと考えていきたいなと思いました。



 とはいえいずれにせよ、わたしは悪口は言わないしやはり良くないものだと思うのです。

 自分が他人に対してとる態度というのはつまり、他人は自分に対してこういう態度で接するだろうという予測に繋がるので、
誰かの悪口を言っている人ほど自分が悪口を言われるのを気にしているように思います。


 でも世界には、思いもよらない愛し方で自分を愛してくれる人が意外なところにいたりするので、そうやって警戒してジャッジする目で他人を見るのはあまりにももったいない様に思うんです。


 思いがけない人がくれる思いもよらない愛をちゃんと受け取れるように、人を嘲笑するコンテンツからは離れて心の準備運動しておきたいよね。

ここまで読んでくれたあなたがだいすき!