風呂敷コレクター
私は風呂敷をこよなく愛する
風呂敷コレクターです。
風呂敷大サイズ
(幅90cm以上)25枚
中サイズ
(幅68cmから75cm)57枚
小サイズ
(幅45cm)63枚
このくらいの枚数では、コレクター界ではコレクターを名乗れないかもしれない。
しかし今回はあえてコレクターを名乗らせてもらおう🙏
いただき物から1枚1枚絵柄、素材を選んで購入した物、雑誌の付録などなど。
また風呂敷関係の本や、文献も集めていた。収集していた時期は、何かに取りつかれたかのごとく夢中だった。
馴れ初めは、ラッピング講師として講師登録したところから、
「風呂敷でできませんか?」とリクエストをうけたのがきっかけだ。
それから半年間猶予があり、図書館で本を借り、風呂敷屋さんで、包み方を学んだりした。
ふろしき研究会に所属して風呂敷の奥深さを知った。
初めての風呂敷講座以降、時代はエコブームが到来し、風呂敷の包み方講座の需要があった。
軽くブームに乗っかった私は、
実際に使って生活しないと何も語れないと思い、3ヵ月間風呂敷バックだけを使って外出する日々を過ごした。
今日はどの柄で行こうかな。選ぶのが楽しい。しかしカバンと違ってマチがないので、中の物がひっくり返る。
しっかり結ばないと解けて中のものを落としてしまうこともしばしば。
ふと風呂敷から現在使っているバックを想いを馳せる。
物がしっかり収まるよう、便利さを求めてマチをつけたり、ポケットをつけたりしたのかな。
様々な試行錯誤を経て、バックは今の形になっていったのかなぁ。
ときには風呂敷の大きさ以上の買い物をして、包みきれず抱えて帰ったこともあった。
考えて買い物をしないといけない。
またあるときはジムの着替えを縮緬の
風呂敷に包んで行ったことも。
めちゃくちゃ汗をかいた服を風呂敷に包んで帰ると、風呂敷が汗を吸ってしまい、縮緬素材だったため布が縮んで元には戻らない失敗もした。
風呂敷はバックと違い、たくさん失敗させてくれ、使い方を考えながら自分なりの1番使いやすさを教えてくれた。
風呂敷の歴史は奥深い。
用途によって正絹、綿、ポリエステルなど素材を使い分けるのも必要。
自分が完全にハマったのは文様の意味を知ったのが大きさかった。
昔の柄は一つ一つ名前、意味がある。
泥棒柄と言われた「唐草」は
子孫繁栄、延命長寿などを祈った柄。
「七宝繋ぎ」は同じ大きさの円周を
4分の1ずつ重ねた繋いでいる。
丸い形は円満を表し夫婦円満が一生続きますようにという願いが込められている。
会社の先輩が結婚された際に、意味を書いてプレゼントをしたら、喜んでもらった。
文様の意味を調べてまくって、
自分のノートに文様の意味を書いて
過ごしていた。
このように実際に風呂敷を使いながら
人に伝えていくうちに、風呂敷が集まってしまった。
今は買わないようにしている。
せっかく集めた風呂敷達が今は家で眠っている。
風呂敷を使うと自分の中のDNAレベルが喜んでいる感じがするので、風呂敷は自分のライフワークとして、
ずっと続けていきたいと思っている。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました😊
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