日本という女性にとっての地獄。シェアハウスでセクハラにあったので怖すぎて相手の男に反撃したら退去させられた話。


ざっくり話すとタイトルのような内容なのだが、セクハラと不動産トラブル、そしてLGBTの話も混じってきます。

私の中ではもう解決済なのですが、今セクハラとか不動産トラブルの渦中にいる人にとっては気が気では無いと思います。

そして昨今、男女平等やLGBTに関しての価値観の発展は世界的にも目覚ましく、今後この様な古い価値観と新しい価値観のぶつかり合いが起き、トラブルは増えていくと予想されます。

私の話が少しでも誰かの役に立てればと思い、記事にまとめる事にしました。

私は少し前までシェアハウスに住んでいました。
シェアハウス住まいは2017年にイギリス留学してから2年間で4件、日本に帰国して2件。トータル5年程で全6件。最後に住んでいたシェアハウスは一軒家タイプで6人住まい。男女兼用で外国人OK、そしてLGBTフレンドリーという特徴があり、イギリス留学でゲイの友人も出来たので、リベラルな思考のところがいいなと思い、そのシェアハウスに入居を決めた。

韓国人男性にセクハラされる

私の身に起こった災難を説明します。私の経験と共に、個人的な考えも書いているので、長いです。相談先などは下の方にまとめておきましたので、目次から飛んでください。

事の始まりは2022年の5月半ば。私の隣の部屋に韓国人男性が引っ越して来た。シェアハウスの家のオーナーの同級生の、元恋人という事で、紹介して貰ったそうだ。聞いたら彼の職場から結構遠く、他にもシェアハウスなどいくらでもあるのに、家賃でも安くして貰ってるのかと少し不思議だった。

この韓国人男性、初めはフレンドリーで気が良い人に思えたので、困っていそうだったらマスクをあげたり、彼が通っている日本語学校でコロナ感染者が出て、PCR検査キットが必要なので買ってきて欲しいとお使いを頼んできたので、使っていない検査キットを持っていたのであげたり、結構親切+フレンドリーにしていた。彼は私の隣の部屋の人なので、自分が平和に暮らすためでもあった。しかしこれが地獄の始まりだった。

最初の2週間ほどは他の同居人も含め仲良くしていたのだが、次第にこの韓国人男性はとても馴れ馴れしくなってきた。他の同居人がいる前で私のことを好きになったと言ってきたり、キッチンを使う時間が被る日が続くと、夫婦みたいだね。と言ってきた。距離感が近くなりすぎ、かなり不快であった。

ある時は他の女性入居者に、「チェリーボーイってどういう意味ですか?」と聞き、怒られていた。あとLGBTフレンドリーのシェアハウスなのだが、韓国人男性の隣の部屋に住んでいる日本人男性に一緒に外出した際ウインクされて気持ち悪かったと話していて、彼がゲイなのではないかと疑っていた。怖いから鍵をかけて寝ると言っていたが、こういう風にジェンダーを決め付けて噂を流すのはセクハラに当たる。最悪家の外でならこう言う話をしても良いかも知れないが、LGBTフレンドリーの家の中でこういう話はすべきでは無い。なぜこのようにLGBTに理解のない人が住んでいるんだろう、内見の際に面談があるはずなのに、と不動産会社にも不信感を持った。

このシェアハウスの不動産屋は新宿二丁目にあるのだが、韓国人が家の契約で新宿に行った際、ゲイのAVショップに入ってしまったらしく、韓国にはこんな物ないし、ゲイもいないと言って、衝撃を受けていた。こいつは20年前の世界から来たのか?というくらい古過ぎてびっくりする発言だった。お前が知らないだけで、韓国にはゲイクラブもあるし、ゲイの人もいる。韓国では家賃が高いせいか結婚するまで実家で暮らすのが普通だそうなのだが、彼はそのせいか自炊も全くしなかったし、賞味期限が少しでも切れたらバンバン食べ物を捨てていた。韓国人ってこんなに男女平等とかLGBTとか環境意識に対して考え方古いのか?と、ただただ驚いた。

その後、仲良くなるにつれリビングを使用する際は必ず私の隣に座ってきた。更に時間が経つとエスカレートし、私の手や背中を触るようになってきた。何か物を渡す時などは必ず手を被せてきて、5、6回触られた。背中は一回だけだが、私が屈んだ時に、テーブルに手置く形で、私の背中に手を置いてきた。私は下を向いていたので避けることなど出来ず、用も無いのにいきなり触られ、あまりのとっさの出来事に驚き、やめてと言う余裕など無かった。

この話をよく友人や知人にすると、やめてって言わなかったの?と聞かれるが、こちらとしては男性より身体が小さく、力も弱い立場として生きているので、言った後に逆上して襲われでもしたらどうしようと言う考えが先走り、とても言えなかった。殺人犯や受刑者の9割は男性である。人畜無害な男性陣には申し訳ないが、男性は女性よりも暴力的で犯罪を犯しやすい生き物なのだ。昨日も今日も、ストーカーや交際のもつれで殺されるニュースを見るが、ほとんどの場合殺されたり刺されたりするのは女性の方である。
また彼は私の隣の部屋に住んでいるのである。いきなり部屋に入ってきて首を絞めるくらい簡単に出来る距離である。ナンパに失敗した男は大抵逆上する。女性ならば今までの数々の嫌な経験からこの恐怖が分かるであろう。だから私からはやめろとは言えないのである。あとその時は他の男性同居人も同じ空間にいたのだが、見て見ぬ振りをされ、余計怖くなった。

見て見ぬ振りと言うよりも、私が嫌がっているという事が、分からなかったのかも知れない。でも考えても見てくれ。恋人でもない男に背中を触られて嬉しいか?いや、気持ち悪いだけだろ。仲良くしていたとしても触っていい訳ではない。こういう時に味方して貰えないのは大変辛いし、何もしていないその人にまで不信感が飛び火する。静かなる傍観も加担になるので、これは女性も男性も気をつけた方がいい。

この頃から韓国人男性に不信感、不快感を覚えるようになった。一緒に暮らすのが苦痛で、家に帰る際、彼の部屋の電気が付いているとひどく憂鬱になった。
韓国人 トラブル、でネット検索したら驚くことに私と似たような体験をしている人が多いという事が分かった。その時初めて、韓国人って距離か近くて図々しい人もいるんだな、と知った。

私は美術大学を卒業しており、そこで出会った仲の良い韓国人女性が二人いて、とても良い子達なので卒業しても付き合いは続き、彼女達の結婚式の際は韓国までお祝いに行ったし、今もたまにラインする仲なので、韓国人のこの特性を全然知らなかった。
日本の美術大学に留学するくらいだから、私の友人韓国女性は裕福な家庭で行儀良く育てられたのかも知れない。差別するつもりはないが、彼女達も韓国に帰国して働き始めた際、みんな自分の事しか考えていなくて辛い。と言っていたので、そういう国民性なのかも知れない。勿論人にもよるが。

とにかく彼の馴れ馴れしさが、同居人の域を超えてきたので、私は彼に対し怒りと不信感を増していった。彼は自分の部屋がかなり狭いらしく、家にいる時は大抵リビングに滞在し、話し相手が来るのを待ち伏せしていた。誰かがリビングを使う物音がすると、必ず用がなくても三階の彼の部屋から一階のリビングまで降りてきた。日本語を話したいのもあると思うが、これも結構怖かった。
私はそこから彼のことをおもむろに避けるようになり、隣に座ってきたら席を変えたり、リビングで近寄ってきたら部屋でご飯を食べてるようにするなど、結構露骨に避けた。それくらいしか私に出来ることはない。そうすると次第に彼も私のことを避けるようになり、彼は部屋に引きこもるようになった。何なら避ける私を怯えたのか、一回自分の部屋に行こうとしたら隣の彼の部屋から鍵がガン!と閉まった音が聞こえ、何故!?!と思った。

そんなこんなでお互いを避けながら生活する日々が始まったのだが、これだとやはり生活が出来ないのである。家の構造上、私の部屋の隣のスペースに洗面所があり、韓国人の部屋へは私の部屋の前の狭い廊下を通って行かねばならないのだが、彼が洗面所で歯磨きしていたら怖くて部屋を出れなかったり、彼が私の部屋の前を通る足音に毎日恐怖を覚えたり、彼がキッチンを使っていると私が怖くて使用出来ないので、買ってきた焼き鮭を食べれないなど、困った事が多々あった。焼き鮭食べたいじゃん好きな時に!

何よりひたすら恐怖なのである。寝る時以外部屋に鍵はかけていなかったので、ハッキリ言って毎日何をされるか分からない恐怖と不安でいっぱいだった。

このくらいで大げさな。と思うかも知れないが、自分や、自分のにとって大事な人がこういう状況だったらどう思うか考えてみて欲しい。あなたが男性の場合は、隣の部屋に住むプロレスラーみたいな体型の男から触られたり好きだと言われたらどう思うか想像してほしい。そいつと毎日一緒に暮らさないといけないし、家のどこで会うか分からないのである。これが渋谷のセンター街で起こった事であったら、私もここまでうるさく言っていない。家の中で起きたというのが問題なのである。
家は休むところである。安心して暮らせない家は家ではない。

今は膠着状態で(この状態も通常の暮らしとしては異常だが)、韓国人は必要な時以外ずっと部屋に引きこもるようになり、私だけでなく他の入居者とも顔を合わせなくなった。しかし彼の図々しい性格であれば、ほとぼりが冷めたら引き籠もる生活をやめ、普通に生活し出すんだろうな、と思い、平気でリビングとか二人ではいられないと思い、でもどうしたらいいか分からず、まず内閣府がやっているCuretimeに相談した。

Curetimeはコロナ禍に出来た国がやってる相談窓口だったと思う。めっちゃ混み合っているので返信が超遅いです。最初メールで相談したのだが、返信2週間待って、最終的には返信来なくなったので急いでる人は電話か別の相談所行ったほうがいいです。

返信自体は優しく寄り添ってもらえる感じで良かったです。今困っている家の状態を相談し、どう対応したらいいか分からないのでアドバイスくれ、と相談していたので、運営会社に相談してみてはどうかとの事だった。シェアハウスの運営会社には、ハラスメントの規定などがあるはずとの事だった。

あとはそもそも私がされた事はセクハラだったのか?と言うことも聞いた。
この問いに関しては明確に答えを貰えなかった。多分責任取れないからだと思う、なのでハラスメントの定義を検索した。
検索ページによって差はあるが、私はハラスメントの定義は、胸とかお尻など、プラベートパーツでなかったとしても、相手(特に異性)に同意なく触れるのはセクハラであり、相手が嫌だと思う事全て、ハラスメントである。ということだった。

そこでCuretimeのアドバイス通り、LGBTフレンドリーを理解していない男を住まわせるシェアハウス運営会社が、ハラスメントに理解があるとは思えなかったが、今まであったことを時系列でまとめ、メールで報告することにした。
日本では事を荒立てない方が生きやすいというのは分かっているので、はっきり言って意を決してメールした。理解されないだろうという前提でメールしたが、ここで黙っていては何も変わらないので、戦わないとダメなのである。

運営会社から返事が来て、そこにはハラスメントに関するルールは設定がないこと、韓国人男性と再度面談し、その内容によって対応を決めるという事が書かれていた。

男女混合の外国人OKのしかもLGBTフレンドリーのシェアハウスで、ハラスメントに関して何も対応策を考えないまま運営していた事に驚いた。日本は世界的にもセクハラ大国である。イギリスのシェアハウスでセクハラ被害は一回も聞いた事がないが(それ以外のトラブルはめっちゃ聞くけど)、日本のシェアハウスはセクハラ被害の話を比較的よく聞く印象だったので、何もして貰えないのでは、とかなり心配になった。

運営会社には、韓国人がちゃんと事実を言うとは思えなかったので、私も体調に問題がなければその面談に同席したい旨、同じように不快な思いをする女性が出て欲しくないので、シェアハウスの女性内で今回のハラスメントに関する件を共有している旨を伝えた。

次の日運営会社から返信が来たと思ったら、もうすでに韓国人と面談をしていて、ざっくばらんにハラスメントについても伝えました、と返信がきた。ざっくばらんに話す内容では無いんだけどな…大丈夫かこの運営会社?と思ってしまった。

そして韓国人は私や皆にした事に関して、
全く身に覚えが無い、そのような認識は無い。
LGBTについては、今まで関わったことが無いので解らないし、嫌いと思ったことはない。との事だった。
これは一番タチが悪いなと思った。自覚がないと言うことは彼の常識の中に、女性や相手に対してやって良い事と悪い事の分別が付かないと言う事になる。余計に恐ろしくなった。ハラスメントは、本人に自覚がないから起こるのである。疑似恋愛ハラスメントなどがまさにそうである。

今ネットフリックスのI AM A STALKERというドキュメンタリー番組を見ているけど、全員決まってストーカー犯は、俺がした事はストーカーでは無いと言う。認知が歪んでいるのである。

私は真実を言わないこの韓国人に憤慨した。ただ予想はしていた。むしろ予想通りすぎて可笑しくなった。痴漢犯や4000万円収支報告書に記載しなかった国会議員も、みんな最初は自分はやってない、知らないと言うではないか。

運営会社にも疑念を持った。
このシェアハウスのウェブサイトには、LGBTに理解がない方は入居をお断りする場合があり、入居の際には面談があります、と明確に書かれていた。今まで関わったことが無いので解らない、と言うのは、理解がない。と言う事になる。なぜこんな人がこの家に住んでいるんだろう。家の持ち主の知り合いだから住む前にちゃんと確認しなかったのではないか?優遇されているな。と疑念を持った。

その後私と運営会社で直接話し合いが持たれ、今のままでは暮らせないので、私がキッチンなどの共用部を使用している時は、韓国人男性に私とは居合わせないようにと注意してもらう事になった。LGBTの件に関しては、一緒に住んでしまえば大丈夫だと思って。という意味不明でLGBTフレンドリーの意味を理解しているとは到底思えない謎の発言が帰ってきた。LGBTフレンドリーや、ビーガンの人が住むシェアハウスなど、イギリス滞在中には色々あったが、それはその人の思想や主義なので、簡単に変わるものではない。
たださすがは不動産会社、威圧的で言い訳が上手い。これ以上話しても意味無いなと思わされ、それ以上何も言わなかった。私が運営してるわけじゃ無いし。

そこから2週間が経ったが、あまり変化を感じられず、運営会社に電話でちゃんと韓国人男性に注意したのか?と問いただすと、面倒臭いクレーマーだな、という感じで忙しいからと電話を切られた。何故こちらがクレーマー扱いされなくてはならないのか全然わからないが、雑に対応された。

問題というのは放置すればする程大きくなるが、案の定そこから少し時が経ち、事件は起こった。
8月半ばの夜の12時頃、私が風呂場の扉から廊下へ出ると、何と韓国人男性が立ちはだかっていたのである。このシェアハウスの廊下は結構狭い。なので彼が退けてくれないと、かなり近くを通らないと自分の部屋へは行けないのだが、彼は自分もお風呂場を使いたいと言う訳でもなく、避けてくれる訳でもなく、ただ黙って私を見つめながら立ちはだかっていたのでかなり気持ち悪く怖かった。困惑して数秒躊躇したが、とにかくその時は部屋に逃げた。

自分の部屋に戻った時にはかなり動揺し、心臓もバクバクで手も震えていた。言葉に出来ない恐怖と不快感、そして緊張感だった。

そこで少し落ち着こうと思い、お茶を用意しにキッチンへ行った。そうしたら階段から誰かが降りてくる音がした。まさかとは思ったのだが、そのまさか。何と韓国人男性がリビングに入り、私のすぐ背後を通り抜け、シンクの方へ行った。通常のシェアハウス生活ならばなんとも無い一コマかも知れないが、すでに彼には私と共用部で居合わせないようにと、運営会社から注意して貰っている。どういうつもりだろう!?と言うか、ワザとだよな、と怒りが沸いてきた。

もう私としては我慢の限界だった。好きでも無い男から複数回触られ、好きだの夫婦みたいだの言われ、平和な毎日を壊され、怯えながら夜眠る生活を2、3ヶ月続けていたのである。私の中で限界の蓋が壊れて何かが沸いてきた。運営会社が役立たずならば、自分で戦わないとダメだと思った。

私:お前、運営会社から私と居合わせないようにしろって聞いてんだろ?
韓国人:はあ?ここは俺の家だから俺の好きなように振る舞う。
私:出ていかないんだったら殺すぞ
韓国人:やってみろ。

やってみろって言っても、と言う感じだったので、棚に置いてあったツナ缶みたいのをこの男に投げつけた。残念ながら当たらなかったけど。

そこから激しい怒鳴り合いになり、夜中だったのでシェアハウスの同居人が二人駆けつけて、仲裁に入ってくれた。
二人は今まで韓国人の私への態度を見ていたので、私に謝るよう促してくれたが、韓国人から謝罪は得られなかった。

その際、こうなったのはセクハラと勘違いした私のせいであると繰り返した。因みに、ハラスメントはした方ではなく、受けた側が判断するものだ。された方がハラスメントだと感じたらそれはハラスメントになる。この時点で勘違いしているのは彼の方である。運営会社には私に触った覚えは全く無いと言っていたそうだが、韓国では仲良くなるとスキンシップを良くするので、触ったかも知れないと発言を覆していた。やはり信用出来ないやつだな、と思った。

その後、彼は私にツナ缶を投げられた事を運営会社に報告したようだった。た。私の方はメールで運営会社に、韓国人が運営会社との約束を破り、リビングで居合わせたので怒鳴り合いなったこと、こうなったのはきちんと韓国人に注意してくれなかった運営会社の責任もあると思うので、仲裁に入ってくれた二人に説明と謝罪を求めた。運営会社からは2週間も連絡が来なかったが、やっと返信が来たと思ったら、そこには私への即刻退去を求めた内容のメールが届いた。

住居というのは人間であれば必ず必要なものである。退去を迫り、言う事を聞かせようとするのは、パワハラだと思う。ただでさえセクハラしてきた男と対峙して心身ともに疲弊しているのに、私が彼にした事に至る経緯などは考慮せず、一発退去宣告。しかも韓国人男性の方は直接運営会社と説明する機会があったようだが、私には怒鳴りあった当時の事実確認はされなかった。つまり私の言い分は聞いて貰えなかったのである。

セクハラというのは暴力の一種である。私が彼にした暴力で退去になるのならば、何故、彼が私にしたセクハラで即刻退去にならなかったのか。彼の言うことは信じて、私の言うことは信じなかったと言う事になる。
またはセクハラは暴力ではないと、軽んじているか。

怒鳴り合いの仲裁に入ってくれた女性入居者も運営会社にラインで電話してくれたのだが、彼女への返信もなかった。無視である。今もずっと。それに反し、怒鳴り合いの仲裁に入ってくれた男性入居者には詫びの電話があり、一緒に飲みに行ったらしい。これは明確な女性差別である。LGBTフレンドリーを謳っているシェアハウスの運営会社としては、信じがたい行為である。

そこからどうして良いか分からず、警察などに相談したが、今の法律だと手や背中を触ったぐらいじゃセクハラで立件は出来ないしには、逆に私のツナ缶を投げた行動の方が暴行罪になると言われた。
そうしたら今まで私が受け続けたセクハラや精神的苦痛はどうなるのだ!?!?日本は人権に対する意識が低い、つまり物を壊したとか盗んだとかよりも、精神的苦痛というのは目に見えず、分かりずらいので、本当にそういう被害を軽んじる国だなと打ちのめされた。

確かにレイプとかと比べたらマジ私の件とか大した事ない。そのくらい分かっている。でも私が受けた精神的苦痛はかなりのもので、ただでさえセクハラを受けて普通に安心して暮らせなくなってるのに、運営会社から退去しろとか言われ、苦しみが倍になった。誰か、受けた精神的苦痛を可視化する機械を発明してくれて、それが裁判とかに使われるようになったら良いのにと思った。

セクハラとパワハラによるストレスから体調不良になり、仕事中も中断してトイレにこもらないといけない日もあった。漢方薬も数種類服用した。自分がどうなってしまうか恐ろしくて、気が気ではなく、何も手に付かないのである。何か恐ろしいものに覆われて圧力をかけられているような、言葉には出来ないような恐怖を抱えたまま毎日生活しないといけなかった。

今の自分の状況に納得がいかなかったので、消費者センターに電話したらここでは解決できないので、弁護士に相談しろと言われ、法テラスを初めて利用。その間に区の相談サービスで弁護士に相談、更に法テラスの弁護士に相談したが、もれなく全員から運営会社と話し合ってみて下さい、大変っすね!と言われ、意を決して運営会社に電話し、話し合いの末、即刻退去はしなくて良くなったが、オーナーには月末で退去すると言わせてもらう、韓国人男性は退去させるので、そうしたらその後どうするかまた話おあうと言われた。

タイミングよく、怒鳴りあった数日後、韓国人が1週間ほど韓国に帰ったので、その隙に仕事を片ずけ、私は彼が退去するまで一ヶ月ほど実家に帰った。彼とはとても一緒に住めるとは思えなかったからだ。

1ヶ月後、運営会社や同居人から、韓国人が引っ越した旨を聞いた。その後どうするかまた話おあう、との事だったが、運営会社からはその後話し合いなどなく、3回ほどメールでいつ退去するか教えてくれと一方的なメールが来た。

私の方としては男女共同のシェアハウスでハラスメント対策もしておらず、LGBTフレンドリーと謳っていながらLGBTフレンドリーの意味も理解していない会社にお金を払い続けたく無いと思い、新しい家を見つけ次第すぐ引っ越そうと思っていたので、双方の欲求は合致している。弁護士にもだったら良いんじゃないですか?と言われたのだが、良い訳はない。私への扱いが不当だったと感じているので、納得できず、許せないので運営会社へは謝罪を求めた。

私への不当な扱いへの謝罪、無視している女性入居者へは謝罪と電話返信、女性を差別し男性を優遇したことへの謝罪を求めたが、その辺の自分の落ち度へは一言も何もなくスルーし、私が暴行罪であるとひたすら主張した。返信がないと言うことは認めていると言う事になると思うが、日本語が通じない感じがしたので、諦めて引っ越した。


相談所リスト

さて、こういう状況の時の相談先を紹介したい。
下に詳しく相談した感想など書いてます。

ネットのチャットや電話相談、対面など色々ありますが、私が色々試した結果、聞きたい内容や自分がどうしたいか良くまとめ、対面で相談するのがオススメです。30分とかのところが多いけど、30分から1時間あれば十分でした。

不動産関係
●ジャストアンサー
●消費者センター
●都庁でやってる不動産トラブル相談窓口
●警察署の生活相談窓口
●法テラス

セクハラ相談
●内閣府Curetime
●女性の人権ホットライン
●東京ウィメンズプラザ

●ジャストアンサー
24時間弁護士とチャット相談出来るサービス。いろんなタイプの弁護士とか行政書士さんに相談できる。私の場合は相談して変な不動産会社だから消費者センターに連絡してみろと言われた。ただ不動産相談に特化した弁護士さんをすぐ探せるとかではないので、そこは注意したほうがいいです。


●消費者センター
電話したところ、ここでは解決できないので法テラスに電話しろと言われる。


●法テラス
法テラスは収入が少ない人向けの弁護士相談サービスで、3回まで無料で相談出来る。あと私の場合は区でやってる無料の弁護士相談も利用した。一回30分とかだったと思う。

弁護士に相談し、普通借家でも定期借家でも、本気で退去させる場合は裁判をしないとならず、退去してほしいという願望を伝えてるだけなので、話あってみてくださいと言われた。裁判で退去判決が出ない限り、退去を催促されていても、契約が切れていて部屋の明け渡しをしないといけない日が過ぎても、勝手に不動産会社が部屋に入ったり、物を処分するのは犯罪になる可能性があるので、急に出て行けと言われても安心して欲しい。そんなこと一般人は知らないと思うので、急に今月末までに退去しろとかいう不動産会社はパワハラだと思う。

ちなみに実際に裁判する場合は半年から一年ほどかかるので、通常はその間に引越し準備などできるので、示談になる場合が多いそう。裁判には労力とお金がかかるので。
ちなみに私の場合、悪い事にこのトラブルがあった月が定期借家の更新月だったのだが、セクハラの件があったので更新するか迷っていて、更新していなかった。契約が切れる日に部屋を明け渡さないといけないという書類もあったので気が気ではなかったのだが、そんなにすぐ退去できないので数ヶ月運営会社からの連絡を無視し、家賃を払い続けたところ、運営会社が家賃を受け取り続けたので、勝手に自動更新されたらしく、数ヶ月後に半年くらいで出て行ってくれという書類が届いた。出て行って欲しいのか半年ほど居て欲しいのかよく分からない謎の対応だった。

あとこのシェアハウスはどちらにしてもセクハラ事件があったせいか、2023年の6月くらいに閉鎖することになった。オーナーの知り合いの入居者がセクハラ事件を起こした家、というのを閉鎖という形で、知っている人をひとまず全員追い出したいんだろう。問題を解決できず、またクレームにも耐え切れなかった結果である。

今回の件で私が納得いかない点、不誠実に感じたのは、私のとった行動が、その背景も考慮されず暴行罪になるので私が一番悪いと退去を迫ってきた事、韓国人には直接会って当時の状況を話す機会が与えられたようだが、私から運営会社への状況説明の機会がもたれず待機が決められた事、不動産会社の人はシェアハウスに住んでいる訳でも、実際に怒鳴り合いを見た訳でも無い。それなのに実際に仲裁に入ってくれた同居人女性への電話返信がないこと。LGBTフレンドリーの家なのに、LGBTに理解のない韓国人男性が入居し、住み続けさせた事である。

私がツナ缶を投げたのは確かに良くない。その点は理解できるが、私がその行動に至った理由や状況は考慮されるべきである。今の法律では手や背中を触られたぐらいでは、セクハラという罪にはならないのも分かるが、私が2、3ヶ月に渡って受け続けた精神的苦痛は多大なものであり、体調も崩して仕事に影響が出だしているというのも話している。

セクハラを告発すると、加害者ではなく被害者の方が叩かれるという話を聞いてはいたが、まさかここまで本当にそうだとは思わなかったので運営会社の対応や、ハラスメントへの無理解さには驚いた。LGBTフレンドリーを謳っているくせに人権意識のかけらも無かった。

私の一番の目的は、同じ様に嫌な思いをする女性が出ない事である。だから運営会社にも報告し、ハラスメントがあった場合は退去してもらうというハウスルールも作らせた。韓国人男性へのツナ缶を投げるという威嚇も、ここまですれば次から彼が女性と接する際は気をつけるであろうと考えた故である。良い行いではないとわかっているが、ツナ缶を投げた行為に後悔はしていない。実は運営会社に相談した時点で、退去することは覚悟していたのだ。

この運営会社、過去にも同居人が肌荒れがひどいので家の洗剤をオーガニックの物に変えて欲しいと相談した時、話の折り合いが上手くつかず、相談した同居人をクレーマーと決めつけ、退去してくれという手紙を出していた。退去の判断に至った理由が、話し合いの際のやり取りで相手の言い方に傷付いたから、という事だったのだが、小学生か?とズッコケそうであった。問題解決能力とコミュニケーション能力が著しく低い会社だとは分かっていたので、今回も無理だろうなとは思っていた。

ただ、ハラスメントやLGBTに理解がないのにそういうシェアハウスを運営するのは問題だし、許せない。そこで行政などの第三者機関から、今回起こった事はおかしいと注意して欲しかったのでそういうNGOや団体を探したのだが、見つけられず。日本にはこういう事を相談出来るとこもないのか…と絶望だった。特にLGBTに関してはそういう団体を見つけることが出来なかった。知っている人がいたら是非教えて欲しい。

最近流行りのサステナブル、SGDsビジネスもそうだが、まさにLGBTもビジネスに利用されているのである。SGDs、LGBTフレンドリーを掲げている会社は、今っぽく思いやりがあり、最先端に見えるかもしれないが、実態や中身が伴っていない場合が多く、注意した方がいい。

セクハラに関しては。
●女性の人権ホットライン
に相談してみた。ただここ、全然ダメです。ビックリするくらい役立たずだった。想像はしていたのだけど、想像通りのポンコツ過ぎてびっくり。まさに男尊女卑の人権後進国日本という感じだった。
まず女性の人権ホットラインなのに、男性の相談員が電話に出て、人権意識のかけらもないような対応をされて余計に傷付いたので、セクハラ関係の相談で女性の相談員じゃない場合は電話を切った方がいいです。


最後に
●東京ウィメンズプラザ
に相談した。ここは当たり前のように女性が電話に出てくれて、とても親身なって聞いてくれた。解決はしなかったとしても、荒れた心をなだめてくれるだけでも意味がある。ていうかむしろ大事なのはそこだと思うし。セクハラ相談はここが一番良いかも知れない。

ていうかそもそも、警察、弁護士2名、不動産関係の相談3,4箇所、ベストアンサーなど仲介所も含めざっと10箇所以上相談したが、電話口で女性が対応してくれたのは消費者センターの時と、東京ウィメンズプラザの2回だけだった。実に女性に当たる確率は4分の1程度。この時点で日本でセクハラ相談するのは難しいのかも知れないと悟った。女の人は一体どこにいるのだろう?家で家事育児してるのだろうか?

女性がセクハラ相談する場合、女性に相談しないと意味がないと思う。体も力も男性より弱い立場で生きていないと、わからない事など山ほどある。男と女は生き物として立っている位置がすでに違うのだから、女性に相談しないと理解はされないと思った。最初から女性専門の弁護士とかに相談すれば良かったと、後から思った。ただ、女性だったとしてもセクハラにあった者にしか、わからない事もあると思う。


最後に

私はイギリス留学したせいで、人権意識とか男女平等の意識などにかぶれて帰ってきて、日本人にしてはその辺厳しいかも知れない。ただもう2023年である。私の受けたセクハラは、痴漢やレイプに比べたら大したことないと思う、ただそれでも受けた精神的苦痛は言い表すのが難しいほどの苦しみであり、一生許さないと思う。

韓国人は怒鳴りあった時に思い切り罵ったが、唯一の後悔は不動産会社を思いっきり罵倒しなかった事。退去宣告されて萎縮していて、平和的に解決した方がいいかなと思って遠慮してしまった。女性の皆さん、弱い立場なので気を付けた方が良いとは思うが、いける時は思い切りやった方が良い。わからない者には躾けが必要なのである。声を上げなければ、今のままで良いのだと、無かったことにされてしまう。私の中で一番許せないのは、無かったことにされる事だ。波風は自ら立てなければ、何も変わらないのである。女が黙って我慢し見逃す時代は終わったのだ。

セクハラ韓国人だけでなく、私の事を面倒臭いクレーマーだと粗末で不当にに扱い、問題を放置し黙らせようと退去を迫った不動産会社も、私は加害者だと思っている。この不動産会社の私とやりとりしていた社長も、大した事ないのに相談に来るなよ、と言う顔をしながら私の話を聞いた弁護士も、みんな男である。
日本のジェンダーギャップ指数は先進国でもかなり低いと言うのはよく話す事だが、日本の男性は何も考えず普通に生きているだけでは女性差別に加担していると言う事を良く覚えておいて欲しい。

え、そんな!と思うかもしれないが、日本以外の国はこの点をどんどん改善しているので、周りは良くなり自分はそのままという事は、自分は下がっているということになる。

男性は、特に日本人男性は、それだけで優遇され、特権を持って生きているのである。生理や出産の負担もなく、そんな事にも気がつかず、自分の特権を当たり前だと思って生きるのは、そろそろバカ丸出しで生きているようなものなので、気をつけた方がいい。馬鹿な男だと思われたくは無いだろう?

男女共同、外国人OK、LGBTフレンドリーを謳っているくせに、シェアハウス経験者も、外国留学経験者もいない運営会社。問題解決能力が低いのでオススメしないです。場所だけは最高でしたが、ゴキブリめっちゃでます。
https://www.futami23.jp/















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