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お疲れさまです。
本日は2003年8月18日(金)です。


さて、今日も大事なお話です。


前回は脂肪の燃焼について、消費カロリーの目安などの話をしました。

結論として、

(消費カロリー)-(摂取カロリー)=240kcal/日
 ⇓
1ヶ月後には1kgの脂肪が減っている。

でした。

あれれ?
では消費カロリーって

我々が日常生活の中で関わるエネルギー消費は代謝で構成されております。

そして、代謝は、「基礎代謝」、「生活活動代謝」「食事誘発性熱産生」の3種類に大別されます。
一般的な生活によるそれぞれの代謝のエネルギー消費の比率は、基礎代謝
(60%)、生活活動代謝(30%)、食事誘発性熱産生(10%)とされていま
す。

基礎代謝(消費系代謝の70%)とは、安静にしていても使用されるエネルギーに相当します。
呼吸したり、内臓が機能したり、体温を調節したりする生命維持のための活動に使われます。
睡眠中は、この基礎代謝が約10%下がるとされています。
基礎代謝の内訳は、一般成人では、肝臓:27%、脳:19%、筋肉:18%、腎臓:10%、心臓:7%、その他:19%とされています。
また文献によっては、筋肉:22%、肝臓:21%、脳:20%、心臓:9%、腎臓:8%、脂肪組織:4%、その他:16%としているものもあります。

生活活動代謝(消費系代謝の20%)とは、日常生活で動いたり運動をしたりなど、体を動かすときに使われるエネルギーです。
活動する強度や時間によって変わりますが、消費エネルギーの20%程度を占めると言われています。

食事誘発性熱産生(消費系代謝の10%)とは、食事を摂取したときに、消化吸収の過程で一部が熱となって消費されるエネルギーです。
そのため、食事をした後は安静にしていても、体温が上がり、代謝量が増えます。
とくに蛋白質、糖質、脂質の三大栄養素の中では、蛋白質の食事誘発性熱産生が最大とされています(タンパク質:糖質:脂質=15:2:3)。

ということは、
(基礎代謝+生活活動代謝+食事誘発性熱産生)>(摂取カロリー)
であれば、誰もが痩せるってことです。

ということは、基礎代謝による消費カロリー、生活活動代謝による消費カロリー、食事誘発性熱産生による消費カロリーのどれを増やしても↑の式が成立てば痩せるということです。

逆に、基礎代謝+生活活動代謝+食事誘発性熱産生による消費カロリーよりも摂取カロリーを減らせば、痩せるということです。

今日はここまで。
ありがとうございました~❤

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