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留学の費用対効果を上げるヒント

おはようございます。

昨日NOTEデビューを果たし、アクセスいただいたり、【スキ】を押していただいたりうれしいですね。まだ使いきれてないので【スキ】をしていただいた方のNOTEをちょっとずつ読んでいくことから始めてます。 

私はちょっと変わった人ですが、ここでつながることで、共感できるなと思ってもらえたり、こんな生き方でいいんだと思ってもらえるきっかけになったらうれしいなと思っています。気づけば人生経験豊富な分類の年代になってる… ほんと時の流れは速いものです。

自分の生きてきた軌跡を振り返る中で、スペインに留学をしたことが大きなターニングポイントだったと思います。

【スペイン留学の経緯】 

私は、高校生ぐらいから留学というものに興味を持っていました。その理由は音楽。当時流行っていたヘビメタ、L.A.ロック、ブリティッシュロック、ジャーマンメタルなどに思いっきりはまっていました。こんな音楽をやってる人たちが住んでる世界に行ってみたいと思ったのがきっかけです。 単純なきっかけですが、10代の自分にとってはめちゃくちゃ大義名分のある理由だったと思っていたはずです。高校では、親の反対もあり留学はかなわず、結局は大学時代を授業とバイトの日々で4年過ごし、自分で留学ひっよう100万円を貯めました。その頃は、留学したいと思い始めたころから7年たっているわけですので、モチベーションも変化し、「日本以外の国で1年生活をする」と考えるようになっていました。100万円で学校に行き、ビザを申請でき、1年間生活できる国 という目線で留学先を探した結果【スペイン留学】をすることになりました。当時のスペインは、まだペセタという現地通貨でしたし、学校の費用、シェアアパートの家賃、食費などなど東京に比べたら安かったので、貯金で1年ちょっと生活して、学校に行っても大丈夫という計算が成り立ちました。 あとスペイン語は世界で話している人口が、英語の次に多いといわれている言語です(中国語は国内だけでかなりの人口がいるのでそれは除いてます)

【ゼロからの語学習得は良くもあり悪くもある】

私は日本でスペイン語はちょっとだけかじっただけで、ほぼほぼゼロ状態でスペインへ乗り込みました。サラマンカという大学や語学学校がたくさんある街に滞在していました。 英語は、ロックのおかげで日常会話ぐらいなら何とか聞いたり話せたりできたいので、まあ何とかなるかなと思っていましたが、何とかなりませんでした。町の人=スペイン語オンリー。 語学学校の生徒同士でしか英語が通じないという状況でした。

考えてみてください。 【周囲の言っている言葉が一切わからず、知り合いもいない世界に一人でいる状況。】  怖いです。 なんか笑われてるとか、何言われてるんだろうとか。。。 もう恐怖です。 よく耐えたなと今振り返って感心しています。

こういう恐怖の3か月間を耐えられるのであれば、ゼロから留学はお勧めです。文法が頭にほぼない状態で音から言葉を理解していく形になります。そしてしゃべらないと生活ができません。ここで生活していくために必死に単語を羅列し始めます。それが会話習得にはとても大事なことだったと振り返って思います。要するに赤ちゃんと同じですね。話せるようになるスピードが速いです。 そしてとにかく教材がたくさん出たので辞書を片手に読みました。これは知ってる単語を増やすのに役立ちました。

つまり、何を言われているかわからない、伝えたくても伝えられないという状況でも耐えることができるかどうかが、ゼロからの1年留学に成果が出るか否かにつながっていくと思っています。これは語学だけでなく、何か新しいことを学ぶ際にもつながると思ってて、最初つまんなくても何がつまんないのかわかるまでは耐えてみること大事じゃないかなと思っています。

あとはつけた知識はとにかく使うこと。帰国後私はとにかく使える場所を探し、通訳ということにチャレンジしたり、とにかく色々当たって何度も砕け散り今があります。(笑)

【留学で一番学んだこと】

最後に留学で一番学んだことを書き留めておきます。

私がスペインに滞在していた時、スペインは失業率が20%台。日本では考えられない数値でした。日本では大学生がバイトするのは当たり前でしたが、そのころのスペインは学生には仕事なんてありません。社会人ですら仕事がない社会だったのですから・・・ あるとき町の中心にある広場の清掃員に目が留まりました。なぜなら、とてもきちっとしたユニフォームの着方でなんか雰囲気が違ったからです。「このお仕事長いんですか?」とちょっと話しかけてみたら、「ちょっと前に大手銀行をリストラされたのでまだ掃除歴は短いよ」と笑顔で答えてくれました。その方は管理職クラスだったそうです。「この仕事ができるだけでも今は幸せ。家族と生活していけるから。また、時が来れば自分はまた得意分野の仕事に戻れると思うよ。」という話を聞いた時、衝撃を受けたのを今でも忘れません。というか、これが今の私のスタートだったのかもしれません。 

仕事があることに感謝。

家族と暮らせることに感謝。

そして辛い時も自分を信じてできることをやる。

これが留学でまなんだ一番大きなことだったように思います。

なんかタイトルと違う方向に行っちゃったかもしれませんが、留学は人生経験。語学習得はその派生でしかないと私は思うのです。 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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