自律神経失調症の症状と対策のまとめ(体験談)

2016年06月08日公開の記事を2019年にnoteへと移植しました。

2019年の春(ついこないだ)生理不順も起こったので、ホルモンバランスと自律神経のバランスが乱れたことによる心身の症状についても書いています。

はじめに

体の状態が原因で心身に起きた症状は、原因を見極める必要があります。また、心の状態が原因で心身に起きた症状は、病院行くか心の悩みを解決しないと治りません。心身共に状態が良くないために心身に起きた症状は、心を守り体を休められる環境を作ってから根気よく治していかないと治りにくいです。

どちらにしても、素人判断で対応しても良くなるのが遅くなりますので、医療機関へ相談することをオススメします。
婦人科・内科・心療内科が考えられますが、一番辛い症状に合わせて選ぶか、総合的に入っている病院に行くと良いと思います。

ここでは、病院に頼らないで解決した体験談としてまとめておりますが、『病院に行かない』ことを推奨しているわけではありません。むしろ、しつこいぐらいに「病院に行け」と薦めておりますので、ご容赦ください。

でも、追い詰めたいわけじゃないんです。

以下のように
・病院に行っても何ともならなかった人
・私のように寛解後、通院を必要としていないし病院に行くほど重くない病後回復期の人
・周りの病院と相性が合わないのに症状が改善できなくて辛くて困り果てている人

が少しでも楽に日々を過ごせたら良いなと願って体験談としてここに残しておきます。

原因不明→「自律神経ですね」→科学的根拠が欲しいとは思うけど、割り切って少しでも楽になるように行動する方がストレスは溜まらないかなー。(ぼやかないとは言ってない)

健康診断のとき、体の不調を医師に相談すると大体言われる「自律神経かと思われます」
特に悪いところが見つからず、考えられるのが自律神経だったときに言われるんだと思います。

自律神経を整えれば改善できるというのは良くわかりますが、「毎日ちゃんと湯船に浸かりましょう」「規則正しい生活を送りましょう」「朝食は必ず摂りましょう」と言われても、なかなか難しいですよね。

今回は体験した2つの症状についてとその対処法を備忘録も兼ねてまとめました。

※どちらも病院に行くほどではなかったため、応急処置と栄養療法で治しました。

自律神経失調症の症状について

数年前、深夜残業・休日出勤・ストレス等、色々なものが重なった結果、『自律神経失調症』の症状が出るようになってしまいました。
(私は『抑うつ状態』と診断を受けたため、明確に『自律神経失調症』だと診断されたわけではない。『抑うつ状態』との診断を受けたけれど、軽度〜中度のうつ病の症状は出ていたので、表面上の診断名かなと思っている)

それからというもの、元々暑さが苦手だということもあり、夏場で湿度が高かったりすると調子を崩したり、ちょっとのきっかけで大量の汗が出るようになってしまって……人前だと本当に困る。ちょっぴり動いただけで汗だくなんだもの。

「代謝がいいってことでしょ?」とよく言われるますが、その逆です。代謝は悪いです。多汗症なんです。元々子供の頃から汗っかきな方ではあったけれど、今の方が『やばい』感じがする。

それは置いておいて、実際にその症状が出てしまったときのことを書きます。

※時系列としては夏直前の暑い日(数年前)→春(2019年)だけど、季節順で書いています。

ケース1:春

冬から春への移り変わり。北海道で桜はまだ咲きません。そんな3月下旬から4月上旬にかけて謎の体調不良が続きました。気温の乱高下が原因なのか、春で地味にしんどい状態が長く続いたのは初めてだったので驚きました。今までにも春に調子を崩すことはあったけれど、メンタル不調が主だったし……。

※春は自律神経のバランスが乱れやすいので、自律神経失調症の症状が出たことがある人は、より気をつけた方がいいと思います。

生理不順(生理が来ない・遅れる)にもなりまして、イライラも含めて情緒不安定にもなり、体は疲れやすく常にダルい。風邪も引きやすくなって、とにかく調子が悪い。『病院に行くほどじゃない地味なしんどさが常にある』といった感覚。

生理不順が起きていることからも、ホルモンバランスが乱れているのはわかっていたけれど、生活を改善しようにも取り組んでいる真っ最中だし、何より改善したくても満足に動けないしでしんどい。

【自律神経のバランスが乱れてホルモンバランスが乱れた】説を疑い、『マカ』のサプリメントを服用し始めたら劇的に回復して生理も来ました。

しばらく落ち着くまでは飲み続けようかなと思っています。
あと、春の調子の悪さが解消できるかもしれないので、来年以降も3月くらいから『マカ』を飲み始めようかしら。常に飲んでも良いんだろうけど、そこは要検討……。

※来ないってレベルで遅れることは今までにも何度かあり、『ストレスのせい』とか原因もわかっていて解決したら解消されていたから病院に行ってなかったけど、少しでもおかしいと思ったら病院に行った方がいいよ。(不正出血が出たら私も行っていたので)

ケース2:夏直前の暑い日

少し暑い日の話。突然、気持ち悪さに襲われた。
「リバースしない」という確信があるが、リバースしてしまいそうなくらい気持ち悪くなった。頭も重くてしんどい。

暑かった日でもあったので熱中症も疑われたけれど、どっちなのかは今でもわからない。

何にしても、このままだと意識があるのに救急車という事態になりかねないと思ったので、とりあえず以下の方法を試したら10~30分位で症状が落ち着いた。

暑い日に自律神経失調症で具合が悪くなった時に試した対処法(熱中症疑惑も出た場合)

これを試して余計に症状が悪化しても責任は取れませんので、もし試すなら自己責任でお試しください。

1.冷えピタを貼る(熱をもってる箇所を冷やす)
2.首もとマッサージ
3.動くな、じっとしてようぜ(いっそ寝る)
4.水分をしっかりとる(できればスポーツドリンク)

※本当に調子が悪いときは素直に病院行った方がいいと思います。

手遅れになってない人や後の世代に向けて

私が過去に自律神経のバランス崩したのは仕事環境が合ってなかった(無理して頑張りすぎた)せいだけど、自律神経のバランス崩したのがきっかけで、色々なもの(家庭環境や仕事環境によるストレス)が総合的に悪化して抑うつ状態と診断されることになりました。

そんなわけで、私の場合は今更過ぎてどうしようもないので地道に長い目で改善に取り組んでいくとして、せめて手遅れになってない人や後の世代に向けて。

・無理しない
・環境悪いと思ったら早く変えるか改善する
・少しでもおかしいと思ったら病院に行く

本当にこれ大事。特に最後の病院に行くって本当に大切。
あまり病院に行くことを推奨しない家庭で育ったなら、自分から進んで行った方がいい。

だけど、学生や未成年でなかなか病院行けない人もいることを知ったので、その時どうしたらいいのかを調べてみました。

『メール相談を受け付けている病院にメールを送る』方法があります。または、行政に相談すると良いと思います。

自分の身を守るのは自分です。
残念ですが、家族がどうしても通院や診察に行くのが否定的な場合は、自分でどうにかする他ありません。

予防の話

そもそも、睡眠ちゃんと取って日光浴びて予防してたら滅多にならないんだけど、予防方法を知りたい人向けにまとめを置いておきます。

以下、毎日やろう。

なるべく睡眠時間を取り、日光も浴びる。
・ご飯を3食、朝食をしっかり食べる。
・適度な運動をする。
・なるべくストレスをためない。
・湯船につかる。
・規則正しい生活(早寝早起き、食事の時間はいつも同じ時間になるようにする)

うつ病予防、自律神経のバランスを崩さないためには当たり前のことなんだけど、現実的には実行が難しい。環境によっては日照時間短いところもあるだろうし、運動できないのにしっかり食べたら太っちゃいますし、毎日湯船につかったら水道代・ガス代が……と、「まぁ、口じゃ簡単に言えるよね」って思っちゃうわけでして。なので、『やらないよりはやった方が良い』と、できる範囲でやっていけたらいいんじゃないかなーと思います。

健康のためにお金が欲しい。

食事で改善したい

個人的にバナナが苦手なので、それ以外で食べれそうで欲しい栄養素が含まれている食べ物は積極的に食べるようにしています。工夫次第で食べれるもの(例:トマト)は工夫して食べたりとか。

うつ病予防も兼ねているので、私の場合は『トマト』『ブロッコリー』『チーズ』『大豆・大豆製品』を積極的に食べるようにしていますが、自律神経失調症の症状を緩和する食べ物は以下のページが参考になると思います。見たらわかると思うけど結局のところは「バランス良く、主食・魚や肉・野菜を食べようね」ということなので、見なくてもいいくらいなんだけどさ。

でも、欲しい栄養素の吸収を良くしてくれる食べ物の組み合わせもあるから『欲しい栄養素の効果的な摂取方法』は調べてみると結構楽しいよ。

旬の食材・健康レシピ - 自律神経失調症の症状を緩和する栄養成分と食べ物 https://www.bioweather.net/recipe/1002n/1002n_index_m.htm

※過剰摂取は却って悪化してしまうこともあるようです。やりすぎはダメだよ。

必要に応じてサプリメントに頼る

病後回復期がうまく対応できていなかったからか、寛解後も数年に渡り気だるくて体力と気力がなくて苦しんでいたとき、栄養療法に出会えたことで少し楽になれました。

栄養療法とは、ざっくり言うと『栄養素の補給量を見直して適切に補給することで改善をはかる』療法のことです。病後回復期の私にはまさに必要なことだったのだと思われます。

※出会ったのは偶然です。職場の人にいつも飲んでいるのとは違う栄養ドリンクをもらったので飲んでみたら劇的に効いたため、含まれている栄養素を調べ始めたのがきっかけ。そのときはビタミンBが不足していた。そこからは体の調子に合わせて必要なものを適時取り入れるように。

なるべく食生活を改善して食事から摂取しようと試みてはいますが、どちらかというと偏食気味の私は、慢性的に様々な栄養素が足りてないのだと思い、現在『マルチミネラル』『マルチビタミン』『パーフェクト野菜プレミアム』のサプリメントを服用しています。

これは、あくまで『栄養素の不足を補給するのを助けてくれる』目的で服用しています。真似する人は用法用量は守って服用くださいね。過度な期待はしちゃダメだよ。

※通院されている方は、薬剤師や医師にご相談の上、お試しください。

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