お酒の飲み過ぎで太る3つの原因！国が推奨している適正量も紹介
お酒って飲んで太るイメージないですよね？
脂っこくもないし、水分だしそんなにカロリーなさそう。
でも実際、お酒を飲み過ぎると太ります。
その原因はこちらです❗️
お酒のカロリーが高いから
アルコールが中性脂肪の合成を促すから
おつまみのカロリーが高いから
お酒の飲み過ぎで太る原因はこんなにもたくさんあるんです❗️
この記事ではお酒を飲み過ぎたらどうして太るのか、そんな疑問を解消していきます😀
1. お酒のカロリーが高いから
そもそもお酒に含まれるアルコールにもカロリーがあります。
実は1gあたり7kcalもあり、他と比較しても高い値となっているんです❗️
1gあたりのカロリー 炭水化物：4kcal、タンパク質：4kcal、脂質：9kcal
例えば、キリン 氷結® シチリア産レモン 350ml 缶
栄養成分表示を確認すると、エネルギーは44kcalと記載してあります。
44kcalならそんな影響なさそうって思うかもしれません。
しかし、これって100mlあたりのカロリーなんです。
350mlで計算し直すと、154kcalにもなってしまいます。
これはご飯だと茶碗6〜7分目のカロリーとほとんど同じです❗️
毎晩飲む生活を1ヶ月続けてしまうと、4,620kcalになります。
脂肪1kgあたり7,200kcalなので、1ヶ月で600g増加してしまう計算になってしまうんです。
こんな生活を毎日続けていたら、どんどん太ってしまうと思いませんか？
ここではカロリーによるお酒が太る原因を説明しました。
しかし、お酒で太る理由はそれだけではありません😅
2. アルコールが中性脂肪の合成を促すから
お酒を飲み過ぎると中性脂肪が合成されやすくなります。
それは肝臓に、アルコールが影響して中性脂肪を作るメカニズムが備わっているからです(1)❗️
まず、アルコールが肝臓に入ると、中性脂肪の原料である脂肪酸を作る酵素(SREBP-1c)の働きが高まり、一方で脂肪酸の燃焼を促す酵素(AMPK)の働きが抑制されます。
そうなると中性脂肪の原料は肝臓に溜まっていき、合成されやすくなってしまいます。
さらにアルコール分解の過程で出てくるアセトアルデヒドには、中性脂肪の分解や脂肪酸の燃焼に関わるPPAR-αの働きを抑える効果があるので、中性脂肪は分解されずに残ってしまいます。
つまりアルコールによって多くの酵素が影響を受け、中性脂肪の合成を促進させてしまうのです😨
肝臓で作られた中性脂肪の大半は、血液中に放出されます。
この中性脂肪がすべてエネルギーとして利用されたらいいのですが、そうではありません。
余ってしまったものは再び脂肪として蓄積されてしまいます😅
アルコールを摂り過ぎると中性脂肪が増えやすくなるということはぜひ覚えておきましょう❗️
お酒を飲むとすぐに顔が赤くなる人
少量でも二日酔いになる人
このような人はアセトアルデヒドを分解する力が弱いです。
アルコールで中性脂肪が合成されやすい人なので、特に飲み過ぎには気をつけましょう❗️
3. おつまみのカロリーが高いから
一緒におつまみを食べてカロリーが高くなってしまうという人は多いです。
そもそもお酒だけ飲むって人はあまりいませんよね？
どうしてもおつまみを食べたくなってしまうと思います😅
枝豆やスルメなどカロリーが低いものであればそんなに影響はありませんが、スナック菓子やチョコレートなど食べてしまうとカロリーは爆上がりしてしまいます❗️
お酒をダラダラ飲んでいると、それだけおつまみを食べる量は増えてしまいます。
お酒を飲むのは22時までなど時間を決めるか、カロリーの低いおつまみを食べるような工夫をしていきましょう😀
実際にどのくらいなら飲んでもいいの？
お酒の飲み過ぎは太るだけでなく肝臓の負担を招き、健康を害する可能性もあります。
これは決して「お酒を飲むな」といっているわけではありません❗️
飲み過ぎがいけないのです。
厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」では、節度ある適度な飲酒量は1日平均純アルコールで約20g程度であるとされています。
純アルコール20gに相当するお酒の量は以下の通りです。
ビール（５％）
ロング缶1（500ml）
ウイスキー ダブル1杯（60ml）
ワイン グラス2杯弱 焼酎（25度）
グラス1/2杯（100ml）
これを目安にして、お酒を楽しむことをおすすめします。
まとめ
お酒を飲み過ぎて太る理由は以下の3つです❗️
お酒のカロリーが高いから
アルコールが中性脂肪の合成を促すから
おつまみのカロリーが高いから
お酒は飲み過ぎず、適正な量の摂取を心掛けましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました❗️
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