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聞き上手になるには?

僕がなぜ歌の先生になったか、
心理士になったか、

あまり生徒さんにも近しい人にも
話したことがありません。

何故か?
簡単なことで
話を聞くことが好きだから
人と会ってもあまり自分のことを話す機会がないからです。

自分大好きなので
聞かれたらモリモリ話すんですが(^_^;)
皆さん僕といると沢山話してくれるので。

聞き上手と言う言葉があります。
それはテクニックのように言葉だと感じますが、
実は感性なんです。

実際テクニックで聞き上手になる方法もあります。
上手くなることもセミナーなどでやって実証済みです。

ただ仕事でそれが必要!と言う場合はいいのですが、
元々聞くことが性に合わない人だと疲れるかもしれません。

では疲れることなく
聞き上手性格になるのには何が必要かと言うと

その人に興味を持つことです。
ここに好き嫌いはあまり関係ありません。
興味があれば嫌いな人でもその人の情報が知りたくなると
思います。

それが一緒にいたいと思う人なら
自ずと
相手の考え方、好きなこと、
過去や思い出、将来のことなど聞きたくなるでしょう。

その「興味」が聞き上手の一番大切な事です。

技術ではないこと、おわかりいただけると思います。

と言うことは
聞き上手マインドになるために
最初に必要な課題は
自分がその人を知りたいと思う人を見つけることです。

その人に一度「色んな話を聞かせて」と
お茶やお食事に誘ってください。

友達を知るインタビュータイムのような感じです。

普段何気なく話していて楽しい時と
違う驚きがあるかもしれません。

家族でもいいと思います。
特に親の過去は絶対体験として知らないし(生まれる前だから当たり前)意外と親も恥ずかしく話さない人の方が多いでしょう。

俺はこんなことを成し遂げたんだ~とか
自慢する人はわりとまれだと思います。

そんな親がいるなら是非僕はその人の
話を聞いてみたいです。

で、子供や家族に話すのが恥ずかしいけど、
やはり人は自分の存在を認めてほしいから
段々年を取ると、部下や年下に武勇伝を
語ってしまうのです。

なので、多少の武勇伝は聞いてあげてください。
まぁあまり長時間や何回もだと辛くなるかと思いますが…。

そして一度話を聞く側に立って
その人の新しい側面が見られると
今までの会話とは違う楽しみが得られると思います。

その楽しみを得られたら
普段の会話から、

通常の会話
相手に興味を持って聞く会話
自分の事を話している会話
情報を伝える会話

この4つを意識してバランスよく
会話の中に入れてみて下さい。

カウンセリングだと
聞く&共感する=7
質問する=2
話す=1
等々バランスがありますが、
日常の会話ではそんな細かい必要はないので
今、自分がどの立ち位置で話してるかだけ気にしていけば
大丈夫です。

すると自然に自分の事を話している時も
気付けるようになり、
「あ!今自分の話ばかりしてたから
今度は聞く時間にしよう」と思えたり、
自然に聞き上手になっていけると思います。

会話にブレーキを持てるようになるからです。

聞き上手になれないのは
自分の話ばかりしていることに気が付かないからだけなんです。
後は聞いても自分の意見や経験と結びつけてしまうか。
このタイプの場合は前回の仮定概念を参考にして下さい。

特別に悩みがある時や苦しい時は
他人に気を使う余裕もなくなります。
自分の話や辛さを訴えるばかりになることもあると思います。

そんな特殊な時は仕方ないと思いますが
普段の会話はこれを気にするだけで
聞き上手と思われるようになりますし、


多くの人が集まってる時でも
話したそうな人、あまり話せてない人など
みえてくるようになり、
司会やリーダーとしても会話進行を上手にこなせるように
なっていくのではないかと思います。

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