見出し画像

自分と重なり昔を思い出す「喰う寝るふたり住むふたり 続5」

高校生から付き合って19年、結婚して6年の夫婦が織りなす日常を男女両方の視点から描いたザッピング漫画。
漫画は同棲編と結婚編に分かれており、先日発売された5巻では平和だった結婚生活に変化が訪れ、夫婦で新たな一歩を踏み出していった所で完結となりました。


同棲編から読んでいるのですが始めて読んだ時、男女別々の視点で起こった出来事を描くという、今まで出会った事のない描かれ方に驚いた覚えがあります。
そして起こった出来事に対する男女それぞれの視点から描かれている心情描写が、誰もが共感出来る内容で分かりやすく読んでいて面白かったのでずっと読み続けていました。
また同棲から結婚という流れ、そして新たな人生の一歩を夫婦揃って歩みだす内容が、自分の人生の流れと似ていたので、もしかしたら感情移入しやすかったのから読み続けたのかもしれないと思います。


私も同棲してから結婚したのですが、結婚した頃はこんなに変わるとは思ってもいなかった人生です。
普通のサラリーマンの奥さんをしつつ、当時ではまだ珍しかったパソコンを使って在宅で仕事をしていた私が、今自営でヒーリングの仕事をするなんて当時の私は想像すらしていなかったと思います。

漫画では奥さんに合わせるように旦那さんが動く形で変化していったのですが、うちは逆で旦那に合わせて私が動いていく形で変化していったのでした。
旦那が「サラリーマンを辞めて自営業する」と言った時も全く反対しなかった私。
”人生は一度きりなのだから後悔のないように生きるのが一番良い”と昔から思っていたので、辞める事を相談された時も「良いよ。」の一言で終わった私です。
当時の上司の方達は旦那を引き留めてくれて、「奥さんはどう言ってるんや?」と聞かれたらしいのですが、あっさり了承したことを伝えたらビックリされたと言ってました(笑)
後悔って思っているよりも後を引きやすいものだと私は考えています。
だから”やらない後悔よりもやってする後悔の方が納得できる”と常々考えていた結果、旦那の人生にも影響を与えたのだと勝手に思っています(笑)
またその頃は男が女を養うという考えが強かった時代ですが、私は元々男社会の中で生きてきた人間なので、何かあれば私が働いてお金は稼げば良いと考え独立にあっさりと了承したのです。

結果的に旦那は独立して自営業を始めたので、私は家で仕事をしつつ旦那の仕事を手伝っていたのですが、年月と共に事務所を持つようになり、会社にしたくらいから徐々に流れが変わってきたように思います。
年月を経て色々な出会いがあり、旦那が新たな夢を持ち出したのです。
パワーストーンなどを販売する仕事がしたいという夢を。
それが丁度スピリチュアルブームが起こる2年ほど前の話です。

実は元々占いやスピリチュアルが好きだったのは旦那なのです。
私は雑誌の占いコーナーを読む程度しか興味が無かったのです。
だからスピリチュアルや占いなど目に見えないパワー?の仕事をしたかったのは旦那なのです(笑)
旦那は自営業の仕事で忙しかったので、旦那の夢を叶える為に私は自分の仕事を少しずつシフトチェンジしつつ、スピリチュアルやパワーストーンなど様々な事を一から勉強していったのです。

そして私がヒーラーデビューした頃、同時にスピリチュアルブームが来たのです。
勉強し始めた頃なんて全く想像していなかったのに、上手くスピリチュアルブームに乗れたおかげで今もまだヒーラーとして仕事をしているので、人生何があるか分からないなと本当に思います(笑)
因みに旦那も先にやっていた自営業は辞めて、元々やりたかったパワーストーン関連の仕事を今はしています( ̄▽ ̄)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?