「決断力を高める方法」◆HSPさんにもおススメ記事です◎優柔不断で困る…決断力を高める3つの方法を紹介します◆
こんにちは。
心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
この記事を書いていた日は朝から雨が降っていました。
外出する機会は無かったので、一日家で仕事をして過ごしていたんですね。
家の前が車道なので、アスファルトの上で車のタイヤで雨がはじかれる音に意識を向けたり、キッチンの横の小窓から「ポタ…ポタ…」っとリズムをとって落ちる雨の音を聴いたりしていました。
「久しぶりに雨の音を意識しているな」と、雨の音に耳をすましている自分に気づきました。
私が認識する「雨の日」はそのような「音」の部分に意識をフォーカスしてとらえていたようです。
もし、私が外出する機会があった日であれば、
「雨か。傘は煩わしいな。早く止まないかな」
と、感じて雨に対してネガティブな思考を持ち、避ける意識を持っていたかもしれません。
そのように同じ雨という現象を目の前にしても、自分の視点をどこに当てているのかによって、物事の見え方やとらえ方、気持ちの感じ方が変化しています。
私達は同じ現象を前にしても、「見る視点」を無意識に毎回変えているのですね。
この視点を意識的に変えていくことを心理学ではリフレーミングといったりします。
私達は日々流動的な気持ちを抱えて流れの中で生活していることに気づかされます。
激しい流れもあれば、穏やかな流れもあって、そのような流れの波があることはとても自然なことです。
その流れが「今どのように自分に影響しているのか?」に着目することが大切になります。
身を置く状況によっても心の流れは常に変化していきますよね。
自分自身が感じている気持ちから、
「どのような視点で目の前の世界を見ているのだろう?」
と、一度考えてみると、視点の当てている側面に気づくこともできます。
◆リフレーミングの動画です(^^)気になった方はご覧いただけるとうれしいです◆
今回は「決断力を高める方法」◆HSPさんにもおススメ記事です◎優柔不断で困る…決断力を高める方法を紹介◆についてお話します。
あなたは自分が優柔不断だな…と感じるときはありますか?
「結果を恐れて迷ってしまうときに感じるな…」
「どちらも諦めることができないときかな」
「いつも選ぶことができなくて苦労していて悩んでいる…」
と、なかなか決断できなくて、あらゆる場面で悩んでしまう人は多いのではないでしょうか。
「どちらも良さがあって、甲乙つけがたいな…」
「決断すること自体が怖い…」
と、あれこれと考えてしまい私自身も、決断力がもてないときがありました。
最近ではHSPさんからも同じようなお悩みをお聴きすることがよくあります。
HSPさんは不安や恐怖を感じる脳機能が高いために、危機回避能力も高いと言われています。
「もしかしたらこの選択はリスクがあるのでは…?」と、考えていることが決断できないことに繋がっていることもあるようです。
迷う行為自体は悪いことではありませんが、決断できないと新しいことを何も始められないのも事実ですよね。
どちらとはっきり決断できないのは、悪い結果を恐れているのか、あるいは後悔する自分を予測していて痛みを避けてしまう心理が働いているのかもしれません。
人間は学習をする生き物です。過去に同じ失敗をしていると、自然とそれを避けようとします。
そのような過去の経験から、同じようなことをすれば絶対に失敗すると思い込んでしまうこともあるでしょう。
現代では、インターネットから生活に必要なほぼ全ての情報を得られるようになりました。
例えば、自分とまったく同じ状況で決断した人の失敗・成功したエピソードも、簡単に調べられます。
結果、どの選択肢も当てはまる気がして、なかなか決断できなくなってしまう人もいるでしょう。
情報がどれだけたくさんあっても、そのすべてが自分に当てはまり、正しいとは限りません。
なかには誇張されたまったくの嘘の情報も含まれていることもあります。
情報の真偽を判断することが大変であり、決断するのに時間がかかることもあります。
そのように、情報だけたくさん集めて、「皆この方法で失敗したから無理に違いない」と諦めてしまうこともあります。
もちろん経験者の声は大切ですが、最終的には自分で決断することを求められることになります。
今回は決断できない心理や、決断力を高める方法についてお話していきたいと思います。
1.「なかなか決断できない心理・原因」
◆「なかなか決断できない心理・原因」◆
①「情報過多になって選択できなくなっている」
②「決断が間違っていたと感じるのが怖いから」
③「他にもっといい方法があるかもと考えてしまう」
①「情報過多になって選択できなくなっている」
なかなか決断できない心理・原因としては、「情報過多になって選択できなくなっている」ことです。
一度に抱える情報量が多くなっているために決断できなくなっているときがあります。
私達はスマホから一日にたくさんの情報をインターネットから得られるようになりました。
自分とまったく同じ状況で決断した人のエピソードも、簡単に調べられます。
また同時にさまざまな選択肢を検索することも可能です。
結果、どの選択肢も有意義に見えて決断できなくなる人もいます。
またHSPさんはもともとの気質が一度にあらゆる情報をキャッチしてしまうので、ネットの情報からそのようにしていることがあり、パンクしてしまうこともあります。
「こっちの意見も一理あるな…いやあっちの方が…」
「なんだか情報がグルグル頭の中で回ってしまい疲れた…」
と、検索すること自体に疲れを感じることも多いです。
膨大な情報の真偽を考えるだけでも大変であり、そのため疲労してしまって決断することができなくなることもあるでしょう。
◆「HSPについて」のラジオと動画です(^^)◆こちらから
②「決断が間違っていたと感じるのが怖いから」
次になかなか決断できない心理・原因としては、「決断が間違っていたと感じるのが怖いから」です。
決断をした結果、自分が傷ついてしまうことを恐れるため行動できないことがあります。
状況にもよりますが、失敗して自分が傷つくのが目に見えているような状況なら、なおさら決断を下すのは勇気のいることです。
それならば、人の心理としては決めないでおいたほうが、つらい思いをしなくて済むと考えて自己防衛をします。
「失敗したときのビジョンを思い浮かべてしまうので行動できない…」
「やっぱりリスクが高いのでは?と、感じてしまう…」
など、HSPさんからも決断できない自分への苛立ちや自分責めをしてしまい辛いといったお悩みは多いです。
しかし悪い結果ばかりに注目するのは、危機回避能力が高いことでもあります。
そのように種の存続のために、ある一定数のHSPが危機回避能力を働かせているとも考えられています。
まずは、わずかでも希望の芽を探し、自分から摘むことをしないで、少しづつ育てていく目線で選択してみることもよいかもしれません。
③「他にもっといい方法があるかもと考えてしまう」
次になかなか決断できない心理・原因としては、「他にもっといい方法があるかもと考えてしまう」です。
そもそも何か新しいことを取り組むときなどは、選択肢がひとつしかないケースは意外と少ないものです。
どのようなことにも基本的には複数の選択肢が存在していますよね。
実際はひとつに見えても、さらに良い別の方法があるかもしれません。
そう考えてしまうとなかなか決断できなくなります。
「自分では気づいていない方法がまだあるのでは?」
「もう少し情報を集めてから決断しよう」
と、私自身も過去に「より良い方法を選択しなければ」と考えるあまり、物事が滞ってしまうパターンを何度も繰り返していたことがあります。
不安な気持ちが大きいほど、ベストな選択を求め続けて身動きが取れなくなります。
「違っていても血肉となり経験となるはず」と割り切ってしまえれば、その後はスムーズに進んでいけることもあります。
2.「決断力を高める3つの方法」
◆「決断力を高める3つの方法」◆
①「紙に書きだし問題を一度整理してみる」
②「消去法で選択していくようにしてみる」
③「自分がどうしたいのか?をはっきりする」
①「紙に書きだし問題を一度整理してみる」
決断力を高める方法としては、「紙に書きだし問題を一度整理してみる」ことです。
まず「何が問題となっているのか?」を整理していくことが大切になります。
どうして自分は決断をすることができないのか、冷静に分析していきます。
その理由と不安要素を一度紙に書き出していき、視覚化することが大切です。
そのように全体像を掴むことで、自分が感じているネックとなっている気持ちや不安要素を把握することができます。
一体何がネックとなって決断ができずにいるのか、それが分かるだけでも大きな前進となっています。
たとえば過去に似たような経験で失敗したことがあることで悩んでいたとします。
そのときと同じ不安な気持ちで今もまた悩み続けるより、「ではどうすればよいか?」と新しい対策を練っていくことで安心できるはずです。
紙にまずは現状の不安要素を書き出し、問題を見つけ、それを解決するための方法について考えてみましょう。
②「消去法で選択していくようにしてみる」
次に決断力を高める方法としては、「消去法で選択していくようにしてみる」ことです。
選択肢が多すぎる場合の方法としては、数を絞るために消去法は有効な方法です。
たとえば、取り組みたいことの費用の上限を設けるなら、それを上回る選択肢は除外するといった消去法です。
他にも時間で区切ったり、技術的な問題など、さまざまな条件に消去法は使えます。
①で書き出した理由や不安の要素から、消去法をしていくのもよいと思います。
「これは必要ない悩みだから気にしないでおこう◎」
「この理由は過剰に不安を感じた想像だから大丈夫◎」
と、最終的に残ったものが、自分にとって最善の選択となっていきます。
普段から早く決断できる方は、頭のなかで消去法を実施するクセがついていることもあります。
まずは選択肢を紙に書き出していくことで消去法に慣れていき、その後は自然と頭の中でできるようになっていきます。
③「自分がどうしたいのか?をはっきりする」
次に決断力を高める方法としては、「自分がどうしたいのか?をはっきりする」ことです。
誰でも最終的には、「自分がどうしたいのか?」が、決断の鍵となります。
他の人の評価や意見、顔色などを気にしてきた人は、そのように他者優先で行動することが癖になっていることがあります。
その心理的な背景としては相手に依存的になっていることから、自分では決断できなくなってしまうこともあります。
自分軸と他人軸を意識していくことも大切です。
「本当に自分がしたいことはなんだろうか?」
「本来の自分がしたかったことはどんなことだっただろうか?」
と、自分と対話する時間をしっかりとり、自分がやりたいことを選択することです。
周りばかりを気にして自分のやりたいようにできないと、無意識にストレスを溜め込んでいることもあります。
また他人の意見だけで選択をして失敗すると、ひどく後悔することにもなります。
もし周りを気にして自分のしたくない決断を下し、失敗したときには周囲を恨みたくなってしまうこともあります。
しかし、これは逆恨みに過ぎず、結局は自分が選択した結果ですよね。
自分のしたいことをやったのならば、それでたとえ結果が失敗したと感じることでも、清々しい気持ちになれるものです。
「今の自分がやれることはやった。良かったじゃない◎」
「失敗も成功のもと。これもよい経験となったよ◎」
と、自分を認めることができて、充実感や満足感を感じることができます。
◆「自分軸・他人軸」のラジオと動画です(^^)◆こちらから
3.まとめ
今回は決断できない心理や、決断力を高める方法についてお話しました。
決断できない人の多くは悪い結果だけにフォーカスしてしまい、自分に自信が持てないことです。
私自身も今でもそのように不安になって、あれこれと悩んでしまうときはあります。
そのようなときは、自分の直感を信じてみたり、冷静に問題を整理してみたりすることで、いざというとき選択肢を選びとれるようになります。
もちろん、過去の先人たちが実際に経験したことや意見はとても参考になります。
成功した人失敗した人の意見など、できるだけいろいろな立場の人から情報を集めることも大切です。
ただ、すべての意見に振り回されてしまうことで決断できなくなってしまいます。
たくさんの意見を統合して、最終的な決断は自分でするようにしていくことが大切です。
是非、今回紹介した決断力を高める方法を参考にして、自分の決断の後押しをしてみてくださいね(^^)
今回は「決断力を高める方法」◆HSPさんにもおススメ記事です◎優柔不断で困る…決断力を高める方法を紹介◆についてお話します。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
私は現在、心理カウンセラーとして活動しています。
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